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【自己分析】器用貧乏という生き方

atteyaaのウッチーです。こんにちは。

就活ってこれでもかってくらい自分と向き合いますよね。
自分と向き合う、自己分析する、自己を内省する。就活ってそんな機会だと振り返って感じます。
自己分析、すなわち自己認知が浅いとなかなか就活もうまく進まないもんです。そして、自己認知って社会人になってからもとても大切なものだと私は考えています。

就活の自己分析の目的の一つに「自身の強みを発見する」というものがあります。
でも中には「何やっても中途半端だったし、長続きしたものもあまりないなぁ。自分って器用貧乏だなぁ。」と途方にくれている人もいるのではないでしょうか。

かく言う私も器用貧乏であることが悩みの種でした。

自分で言うのもなんですが、昔から何でも器用にこなしますし、いろんなことに積極的にチャレンジするタイプでした。チャレンジしたことはたいてい60点、すなわち合格点は取れるタイプでした。でも、優秀賞を受賞するほどではない。まさに器用貧乏ですよね。
器用貧乏からすると、「自分にはこれしかない!」と覚悟を決めている人間はとてもカッコよく、そして憧れます。だって器用貧乏には「これしかない!」がないから。
だから就活でも「何がしたいか」が明確にならない。

でもどんなことでも60点を取れるって凄くないですか?

一見、飛び抜けた長所もないけれど、目に見える穴もない。実は器用貧乏は色んなことをまんべんなくこなせる器用さを持っているのだと思います。だって、どんなことでも60点取れる存在がいるって心強くないですか?
そしてこれは私の自論ですが、器用貧乏タイプには好奇心旺盛な人が多いのではないでしょうか。
好奇心が旺盛だからこそ、色んなことに挑戦し、器用さが磨かれる。60点取れたところで次への興味が湧いてくる。
そう、器用貧乏は60点しか取れないんじゃなくて、60点取った時点で興味が次に移るんです。
(悪く言うと飽き性、よく言えば好奇心旺盛。ものは言いよう、伝えよう!笑)

えー、でもやっぱり100点取りたいよ。

わかります。私も昔はそう思っていました。器用貧乏を強みに変えていくためには、物事を単体で考えないことが大切だと、最近の私の分析でわかりました。
器用貧乏の一番の強みはいろんなことで60点をとってきたことです。その経験があることで、世の中の様々なこと、人や情報やモノをつなぎ合わせて考えることができます。
つまり、幅広い経験によって、色んな人とコミュニケーションが取れること、60点と60点をかけ合わせて新しい観点を生み出せるのが器用貧乏の真髄だと私は分析しました。

実際に私の器用貧乏活用例を見ていきましょう。

私は採用担当としていろんな学生と会話をする時に、器用貧乏にいろんなことを経験してきたことが生きています。
学生のエピソードを聞く時に、よりリアルに理解することに役立っているなぁと感じます。

また、社内でなにか新しいことを始めるときにアイデアを出す場面でも活きています。「(過去のあの経験とあの経験のこの部分を組み合わせて)こういう事できたら面白そうじゃないですか?」みたいな感じです。

どうですか?器用貧乏も悪くない気がしてきましたよね?
私の場合は「人とコミュニケーションを取る」「アイデアを出す」というところに器用貧乏さが強みとして出ましたが、ある人は「何でも60点は取れる」という自信が行動力として発揮されるかもしれません。他にもいろんな可能性を秘めているのが器用貧乏だと思います。
(新しい可能性を見つけた器用貧乏さん!是非教えて下さい!笑)

とは言え、器用貧乏が器用さとして発揮されるには時間がかかるかもしれません。

その日が来ると信じて、いろんなことに挑戦し続けることが大切だと私は思います。
なので、器用貧乏さんはいろんなことに挑戦できる環境、そして、その器用貧乏さを強みや可能性として認めてくれる組織に身を置くと良いかもしれませんね。

そんな視点で企業選びをしても面白そうです。(会社でいろんなことをやっているという観点よりも、個人としていろんなことに挑戦できるという観点で。)
でもここで大事なのはその会社のビジョンに共感できるか、一緒に達成したいと思えるかです。そこがフィットすると器用貧乏は器用さへと変わる。実体験を持って、そう私は思います。

器用貧乏に悩んでいる人、やりたいことがわからず悩んでいる人はビジョンに共感できる会社を探してみてはどうでしょう。
本心でのビジョン共感。器用貧乏じゃなくても大事なことですけどね。

それでは。

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