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内発的動機づけが湧き出る会社って素敵

こんにちは。atteyaaのウッチーです。

皆さんは「内発的動機づけ」って聞いたことがありますか?

学生でも社会人でも、その専門分野(経営や人事)領域に携わったことがある人以外はあまり聞かない言葉かと思います。

では「内発的動機づけ」とは何か。
を書く前に、その対にある「外発的動機づけ」について触れてみたいと思います。

「外発的動機づけ」とは

外発的動機づけで最もわかりやすいものは「報酬」による動機です。
このノルマを達成すれば〇〇万円のボーナスが貰える!などによって、モチベーションが上がる、上げさせる。というやつですね。
他には福利厚生等も外発的動機づけを生み出すものになります。

この外発的動機づけは目にも見えるし、誰にでもわかりやすいものです。

一方で、効果が長続きしないという特徴もあります。
どれだけ報酬が上がろうが、一定期間が経過すると人はなれてしまい、満足が得られなくなるんですね。
そして、満足が得られなくなると同時にモチベーションが低下し、仕事パフォーマンスにも影響が出る。。。

人とは怖い生き物です。

では、次に内発的動機づけについて見ていきましょう。

「内発的動機づけ」とは

内発的動機づけとは、そのビジョンや目的自体に興味があり、自分の内側から動機が湧き上がって来る事を指します。

その目標に向かって仕事に取り組むことで好奇心ややりがいが満たされる・得られる。それによってさらなる内発的動機づけがされ、イキイキと働くことができる。

そんな特徴があるのが内発的動機づけになります
内発的動機づけ。素敵ですね。

でも、この内発的動機づけは目には見えないし、測りにくいものになっています。
そして、何によって内発的動機づけがされるかは人によって異なります。

人間とは難しい生き物です。

どちらがサスティナブルか

「外発的動機づけで社員をモチベートする会社」
「内発的動機づけで自らモチベートできる会社」

そんな2つの会社があったとして、どちらがより持続的(サスティナブル)に活躍できる会社だと感じたでしょうか?

私個人的には後者ですし、皆さんにとってもそうであってほしいなと願うばかりです。

私は今が2社目の会社ですが、1社目はビジョナリーな会社では正直ありませんでした。今の会社はとてもビジョナリーで、そのビジョンに私は強く共感しています。だからこそ、私は今、モチベーション高く働くことができています。ビジョンを達成するには自分は何をすればいいかを常に考えながら仕事に取り組めるというのは凄く面白し、まさに内発的動機づけによって自分が突き動かされていような感覚です。

また、先にも書きましたが、外発的動機づけは長続きしないんですね。
そして報酬ばかりを追い求めるとメンタル的にもしんどいです。
自分が心から良い!と思えないものを売り続けると、メンタル的に良くないう話もあります。
そして、お金だけでは価値が測れない世の中にどんどんと変わってきていますよね。

誰もが内発的動機づけで働ける会社にであえれば、社会はもっとサスティナブルな世の中になる。そんなふうにも思ったりします。

なので、皆さんにはぜひ給与や福利厚生よりも、自分が本気で共感できるビジョンを追いかけている会社かどうか。で会社選びをしてほしいというのが、私の思いとなります。

退職の原因の多くは「内発的動機づけ」の欠如に由来する

日本の新卒入社者の3割は3年以内に1社目を辞めてしまいます。
その原因は表面的には給与面や福利厚生などの外発的動機づけへの不満だったりします。

でも実はよくよく掘り下げていくと本当の理由は内発的動機づけの欠如であることが多いです。

それはなぜか。外発的動機づけは内発的動機づけに比べてわかりやすいが故に、内発的動機づけの欠如がきっかけであったとしても、外発的動機づけを理由として伝えてしまいやすいんですね。

(だからこそ、多くの会社や人が「外発的動機づけが大切だ!」と思い込みやすくもあるのですが)

それくらい、内発的動機づけというのは測りにくいし、人によって何によって内発的動機づけがされるかは異なります。

だからこそ、自分と向き合い、対話し、自己理解を深め、自分はどんなビジョンであれば内発的動機づけが刺激されるかを問い続けることが大切なのではないでしょうか。

それでは、今日はこんなところで。

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