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仕事のやりがいについてあれこれ考えてみた




みなさんこんにちは。
はるです。


タイトルの件ですが、仕事に関する命題「仕事のやりがい」についてあれこれ考えてみたいと思います。


面接をしている時も学生によく聞かれます。(よく聞かれるというか、ほぼほぼ聞かれている気がします。)



そして毎回同じような回答をするのですが、その回答した「やりがい」は自分の心の奥底で感じているものを表現できているかと言われると微妙だと思います。



面接で回答するとなると、大変なプロジェクトや責任のある仕事、など大きなスケールの話になるからです。



面接で「やりがい」を聞かれて学生に回答する時によく達成感の話をします。そして例え話として「大変なプロジェクトをやり切った時の感覚は大学のテスト期間が終わって長期休暇が始まる時に似ている」という話をします。大学生にとって日常で最も大変なのが期末のテストという人が多いでしょうから、伝わりやすいと思いこの話をしています。




全くテスト勉強せず単位をたくさん落とす人にとってはテスト期間が終わっても達成感も何もないでしょうが、頑張った人にとっては大きな達成感や高揚感があると思います。


ただ、この話も本当に感じている感覚でいうと違っていて、テスト勉強は狭義の意味では「自分のため」であり、一方仕事は「誰かのため」であることが多く、ベクトルが違うからだと思います。




仕事では、「一人で黙々とする作業」も誰かのためにならなければいけません。たとえば画家である場合、仕事ではずっと絵を書くことが多いわけですが、この絵を見た人に何らかの価値を提供できなければ仕事にはなりません。(何らかの形で誰かにお金を払ってもらえなければ、仕事ではなく趣味になるということです。)

たまに企業の選考でチーム戦の部活が評価されたりするのも、この「誰かのため」という部分が関係しているのだと思います。

自分はこの「誰かのためになった瞬間」≒「仕事のやりがい」なのかなと思います。


誰かのためになるというのは、実際かなり大変なことですが、そのぶん達成できれば嬉しさや充実感、満足感、達成感などプラスな気持ちを感じます。

ただ、大変なのことなのですが、個人的には自分の強み(得意なこと・ストレスを感じないこと)を活かせれば、小さなスケールからやりがいを感じることができると思います。ある人にとっては大変でも、自分にとってはそんな大変じゃない仕事もあったりするからです。



例えば、「この仕事やっときますよ」と一つ仕事を引き取って、その仕事がスムーズに進んだという結果があれば十分にやりがいを感じると思います。(逆に言えば、押しつけられた仕事を永遠にやっている、などの状況はやりがいを感じにくいかもしれません。)

作成した資料1つでも、わかりやすくオシャレにできたことで、説明される側の人たちのモチベーションが上がったり、お客さんのサービス購入につながったということも、やりがいになると思います。




どんな仕事や瞬間にやりがいを感じるかは本当に人それぞれですが、人に好影響を与えるものや行動は仕事のやりがいに繋がりやすいのではと思います。そして人に好影響を与えるものや行動は、自分の強み(得意なこと・ストレスを感じないこと)を活かすことで実現できるのではと感じます。






今回は面接などでよく聞かれる「仕事のやりがい」について書いてみました。
それでは。




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