ChatGPTと面白み
こんにちは、atteyaaのマツイです。
今日もブログの締切に追われ、
品質が微妙なブログを掲載しようとしている怠惰な私です。
すみません。
たま〜に良い記事を書きますので(がんばります!)
どうかお許しください。
今日のブログは「ChatGPTと面白み」です。
ChatGPTが世にリリースされて久しいですが
学生の皆さんはどう使ってますか?
使い方を学ぶことはとても大事ですが、
逆にChatGPTからアンチパターン的に学べる
人間のあるべき姿はこうじゃね〜の?というのがあるのでは
そんなことを思って夜な夜な筆を(パソコンを)取っています(開いています)。
皆さんは、
「履歴書やエントリーシートをChatGPTに書かせたい!」
そう思ったことや、実際にやってみたことはありませんか?
Yes!
と答えた方、
はい、健全だと思います。
電卓や算盤(そろばん)が手元にあるのに
ペンとメモ帳で筆算する人はなかなかいませんよね。
そんな感覚だと思います。
No!
って思った方、
とても真面目で良いとは思いますが
ぜひぜひすぐにでも使ってみて下さい。
実はYesの方にも、Noの方にも
お伝えしたいことは同じなんです。
ChatGPTは答えを教えてくれそうに思いますが
これは答えっぽいけど「実はそうではない」
そんなことを知るツールにもなり得ます。
皆さんはこんな(以下のような)ことを聞いたことありませんか?
ChatGPT(他の大規模言語モデルでもよし)の回答って
どうも一般論なんだよな〜
ありますよね。
何ごともすべからく回答をくれるわけですが
何だか心に届かないし、響かない。
それがなぜかと考えると、
間違いのない、
否定のしどころがない、
いわゆる間違いのない一般論をChatGPTは論じるんですよね。
どこかで聞いたわ!!ってついつい言いたくなる。
そんな感じなのです。
下記の条件でChatGPTにガクチカを出してもらいました。
文系、男性、特技も特別な経験も特になし、
この学生のガクチカをそれっぽく書いて下さい。
そして、以下がChatGPTの回答です。
(多角的な視点)
文学部での学びを通じて、様々な文化や思想に触れることができました。
その経験は私に幅広い視野と深い洞察力をもたらしています。
(適応能力)
特技や特別な経験を持つわけではありませんが、
それが逆に私に多様な環境や状況への適応能力を育んでくれました。
どのような状況でもポジティブに取り組む姿勢を持っています。
(聴き手としてのスキル)
文系の特性として、人々の意見や物語に耳を傾けることの重要性を理解しています。
相手の話をしっかりと聴くことで、深い理解と対話が可能です。
(成長意欲)
現状に満足せず、常に新しい知識や経験を追求する姿勢を持っています。
自己成長を継続的に追求し、将来に向けての準備を怠りません。
内容、どうでしょうか?
これ、ChatGPTが書いてくれましたが
ほぼほぼ同じようなことを話してくれる学生、
これがめちゃくちゃ多いんです。
そして、それを我々は
「あ〜、何か誰でも言いそうなこと言ってるな〜」
「個性がないな〜」なんて思っています。
あらためてChatGPTの回答を読んでみて下さい。
非常につまらん!
これ誰の話なんだよ!と思うはずです。
ちょうど昨日、
学生を応援する団体様にインタビューをしていただきました。
そのインタビューで聞かれたのが
「おもしろい学生」というのはどういうことか?でした。
これ、なかなかに興味深いです。
おもしろいというのは笑いが耐えないということではありません。
ファニーでもなく、
常にインタレスティングな状態でもなく
どこかがユニークだと思ってもらうのが大事。
自分らしさを発揮することがユニーク、
そして、それがおもしろいのであれば
ChatGPTを使って面白くない(ユニークでない)
一般論を学ぶというのも、
アンチパターンとしてありだと思うのです。
ぜひ、アンチパターンとして
ChatGPTを使ってみて下さい。
読んでくれてありがとうございます。