私たちにとって大切な休日と教養
ゴールデンウイークが終わり、早くも3日め。
5月病なんて言葉もありますが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
どーも。早くもゴールデンウイークが恋しいatteyaaのウッチーです。
恋しさがあるということは、それだけ充実していたということなのですが、どこか旅行に行ったのかというと別にそういうわけでもなく、遠出すらもしていません。
じゃあ何をしていたのかというと、ほぼ毎日、コーヒーを飲みながら本を読み、合間にジョギングをし、夜には料理をして缶ビールを飲むという生活をしていました。
こう書くとなにも特別感はないように感じるかもしれませんが、私にとっては格別の時間でした。
何が格別かというと、誰にも何にも邪魔されず、本を読んで思考にふけることができる。そんな時間が私にとっては格別だったのです。
読んだ本はというと、今向き合っている仕事や組織に関する視座をあげたり、視野を広げてくれるような内容のものを読んでいました。
休日の意味
「休みの日に仕事に関する本なんて読みたくない」という人もいるかも知れませんが、そもそもの休日の意味を見ていきたいと思います。
日本では現在、週休2日制が一般的ですが、昔は土曜日も普通に仕事をしていたのです。
ではなぜ週休2日制に移行したのか。それは1965年に松下電器産業(現パナソニック)が週休2日制を始めたことに端を発します。
松下幸之助は休みが週に1日だと、休むことで終わってしまい、「社員が仕事以外で学ぶ時間がない」と感じたこと、「1日休養、1日教養」という考えがきっかけだと言われています。
当時は行動経済成長期で作れば作るほどモノが売れる時代です。
そんな時代に社員に主体的に学ぶ時間を持ってもらうために、モノをつくる時間を1日削ってでも週休2日制を導入したわけですね(松下幸之助さん、ありがとうございます!)。
つまりは、それほど仕事以外で主体的な学びの機会を持つことは私たちにとって大切というわけです。
ゴールデンウイークの毎日と言わないまでも、私たちが社会に貢献していくためには、土日をうまく活用して新しい学び・教養を得ていくことはとても大切なことだということを先人たちは教えてくれているのです。
だからこそ、ゴールデンウイークに何にも邪魔されずに本を読める時間、教養を得られる時間というのは私にとって格別だったのです。
本を読んで、仕事で向き合っているテーマについて探求する。これはとても楽しいことなのです。
日々の生活に学びを求める
何も学びは仕事に直結する本を読むことだけではありません。
小説にだって仕事に関わる学びがあるかもしれないし、旅行や遊び、日々の営みの中にも学びを発見できることもあるでしょう。
その証拠に私はゴールデンウイーク中に行っていた料理の中にも組織に関する学びを得る瞬間がありました(こういうのをアナロジー思考というのでしょうか?)。
料理の味付け、特に和食におけるそれが組織にとっても大切な観点だという気付きがあったのです。
和食の味付けは同じ料理の中にもグラーデションがあり、全体が均一ではない。しかし、均一ではなくとも全体に調和が生まれ、均一じゃないからこその味わいが生まれる。それが組織や社会にとっても大切なのではないか。
簡単に言うと料理からそんな学び、気づきを得ることができました。
一方で料理から学びを得られた背景には日中の読書が影響しているとも言えます。
読書をして、自分の中に探求のテーマが生まれていたからこそ得られた学びだとも言えるでしょう。
読書に限らず、仕事を通じて自分の中に探求したいテーマを持つ。それが日々の生活や休日を学びの機会に変えてくれるのでしょう。
休日を単なる遊びで終わらせず、そこから学びを得る。それが大切なのです。
休養をとって英気を養う。教養を磨いて鋭気を養う。そのどちらも私たちにとって欠かせないものなのです。
そして、学びはいくつになっても楽しいものです。
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