みなさんこんちは。
はるです。
突然ですが、キャリアって難しいですよね。
正解があるものでもないし、「自分はこんなキャリアを歩みたい!」と明確な考えを持っていない方も多いのではないでしょうか。
キャリアの目標を持っていても、それは置かれている状況や年を重ねるごとに変わりゆくものだと思います。
逆に明確なキャリアのイメージを持っていなくては仕事はできないのかというと、そんなことはありません。
日々プロジェクトは進み、タスクが割り振られます。それを淡々と遂行していても仕事は進みます。
最近では、ワークライフバランスという言葉も浸透し、仕事は仕事と割り切って、ライフの充実に重きを置いたキャリアを考える方も少なくないと思います。
そんな考え方もいいと思うのですが、1日のうちの多くの時間を割き、それを40年も50年も続けていくと考えると、仕事を割り切って考えるのはちょっと味気ない、もったいないよねと思います。
そこで一つ思うのが、置かれた状況を深く見つめてみる、そこからキャリアを考えてみるのはどうだろうかということです。
普段は色々考えているようで意外と、表層的なところしか見ていないのではないでしょうか。
母体の会社が大企業だ、中小企業だ、とか年収はいくらだ、福利厚生はどうだとか。
また日々の仕事でいうと、自分の担当しているタスクや進捗、仕事の速さや品質、忙しさ、話の合う社員、苦手な上司などなど。
この情報をもとに会社を探している、転職を考える人も少なくないと思います。
もっと年収を増やしたい、成長できる環境に身を置きたい、スキルをつけたい、職場の人間関係をよくしたい、みたいな感じでしょうか。
もちろん毎日の仕事では大切な要素です。ただキャリアにおいてはパッと答えられる表層的な情報で、これを元にキャリアを考えても、なかなかやりがいを感じる、自分自身が納得をして一歩一歩踏み締めて歩んでいっている、そんな感覚には繋がってこないのではないかと思います。
そんな時は今の自分の状況をもう一段階、二段階・・深く見つめてみると見えてくるものがあると思います。
たとえば、
担当しているプロジェクトのお客さんは何を考えてそのサービスを欲しがったのか、なぜ自分の会社に発注したのか。会社はなぜ受注することを決め、その担当者に私が選ばれたのか。会社は私に何を期待しているのか。お客さんや会社が困っていることや向かいたい方向は何だろうか、自分が力になれる部分はないだろうか。
仲のいいお客さんや社員には自分がどう見えているのか、何に価値を感じて仲良くしてくれているのか。
馬の合わないお客さんや社員とは、自分のどの部分が合わないのか。自分の受け取り方やふるまいで改善できる部分はないのか。
というような感じでしょうか。
こんなことを考えてみると、今担当しているビジネスや自分自身の価値、考えなどのよりコアな部分が見えてくると思います。
自分だけでわからない場合は実際にコミュニケーションを取ってみたり、生成AIを活用してみたりしてもいいと思います。
一度置かれている状況の深層に潜り、改めてキャリアを考えてみる。
これから進んでいく先に悩んだら、一度時間を取って試してみてはどうでしょうか。
ご一読ありがとうございます。
それでは。