成長のためには背伸び大事だよね

こんにちはatteyaaのウッチーです。新生活や新学期、新しい目標への取り組みが始まることの多い4月。
まずはこんな問いからはじめてみようと思います。
以下のどちらの方が自分を大きく成長させ、可能性を広げるでしょうか?
「少し頑張れば達成できる目標」と「今のままの自分では達成できない目標」。
答えは、後者です。
ストレッチとは、今の自分ができることから一歩踏み出した行動をすること。「今のままの自分では達成できない」と感じるようなストレッチした目標に挑戦すると、新しい知識を学び、新たなスキルを身につけることで、目標に一歩ずつ近づいていくことになります。これが成長のプロセスであり、それによって自分の可能性も広がっていきます。
目標をストレッチすると、学びが加速し、可能性が広がる
ストレッチした目標を設定することの最大のメリットは、強制的に学びの量が増えることです。そして、その学びを積み重ねることで、これまで見えていなかった新しい選択肢やチャンスが生まれます。
私は企業の人事として、多くの新入社員や若手社員を見てきましたが、「成長している人の特徴は?」と聞かれると、共通点として挙がるのが「ストレッチした目標」があります。そしてそこに向かっていく努力。
ストレッチした目標を達成するというのは簡単なことでありません。
先述したとおり、ストレッチした目標を達成するためには、新しい知識をスキルと身に付ける必要があります。これこそが努力です。
そしてその努力が人を成長させ、目標の達成へと近づけてくれる力になるのです。
ストレッチした目標に向かい、努力して、新しい知識やスキルを手にするためには、これまで以上に時間を投資する必要もあるでしょう。
だからこそストレッチした目標は立てることすら難しいのかもしれません。
時間は有限ですし、人によってはプライベートなことに重点を起きたいひともいるでしょうし、そのバランスを崩したくない。
その想いがときにストレッチした目標を阻害することになるのではないでしょうか。
でも長い目で見たとき、新しいスキルや知識を手に入れ、ストレッチした目標を達成しようと努力した経験と、いっときのバランスのどちらが自分の人生を支えてくれるでしょうか?
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
昔の人はよく言ったものです。

挑戦しながら学び、努力を重ねることで、可能性はさらに広がる
ストレッチした目標に向かうとき、多くの人が「準備が整ってから挑戦しよう」と考えがちです。しかし、実際には挑戦の中でこそ学びが生まれ、そこで得た経験が新しい可能性を開いていきます。努力している人は、いつも“完璧ではないけれど前に進む”ことを選んでいます。
私が人事として出会ってきた若手社員の中でも、成長スピードが速い人の多くはこの姿勢を持っていました。まだ経験が浅い中でも、手を挙げてプロジェクトに参加し、必要な知識を自分で掴みにいく。失敗もたくさんしていましたが、それ以上に吸収する量も大きかったのです。
挑戦しながら学ぶことで、実践的な知識が身につき、必要な学びが明確になります。
そして、好んで挑戦をする人のもとには、たとえ失敗しても次の機会が訪れます。そうやって、成長の連鎖が続いてく。
背伸びをして、ちょっとバランスを崩して前かがみになり、走り出す。その過程でいろんなものを掴んでいく。ときにコケる事があっても、そこで何かを掴むことができるのです。
まとめ
ストレッチした目標を掲げることで、強制的に新しい知識やスキルを学ぶことになり、結果として成長が加速します。それだけでなく、今まで見えていなかった新しい道やチャンスが開かれ、可能性が広がるのです。「今のままの自分では達成できないかもしれない」と感じる目標こそ、自分を大きく変えるチャンスです。
今の自分にできる範囲で目標を決めるのではなく、少し背伸びをして、未知の世界に足を踏み入れてみませんか?