就活迷子の処方箋:まずは語彙を集めよう。

こんにちは。atteyaaのウッチーです。
私たちは、自分を知りたいと願いながら、うまく言葉にできないことがあります。
「何がしたいのか、わからない」
「自分らしさって、なんだろう」
それはもしかしたら、“語彙”がまだ足りていないだけなのかもしれません。
今日は、就活やキャリアのモヤモヤと語彙の関係について、そっと灯りをともすように書いてみたいと思います。
語彙がないと、自分を語れない。
キャリアの探求は、言葉の探求から始まる。
「自分はどんな人間なのか」
「どんな仕事がしたいのか」
「どう生きたいのか」
就活やキャリア選択の場面で、こんな問いに直面したとき、うまく言葉にできないことってありますよね。
でも、それって自分に中身がないわけじゃない。
ただ「語彙がない」だけなのかもしれません。
語彙がなければ、内省もできない。
たとえば、「やりがいのある仕事がしたい」と思っていても、
「やりがい」って、自分にとって何を指しているのか、説明できますか?
それを「達成感」なのか、「感謝されること」なのか、「創造性」なのか、「成長実感」なのかと細かく言い分けられるだけで、
自分のキャリアの輪郭は、少しずつクリアになっていく。
語彙は、内省のツールです。
語彙が増えると、自分の感情や価値観を精緻に捉えることができる。
そして、語れる自分になれる。
語彙の物足りなさは、変化のサイン。
最近、モヤモヤすることが増えた。
言葉にできない気持ちが増えた。
そんなときは、もしかすると成長のタイミングなのかもしれません。
「語彙が足りない」と感じるときって、コンフォートゾーンを抜け出して、新しい世界をのぞき込もうとしているとき。
だからその違和感を、次の一歩へのきっかけにしてほしい。
語彙は、本と出会いと経験から生まれる。
じゃあ、どうすれば語彙が手に入るのか。
それは、読書と実体験の掛け算です。
本を読めば、他人の視点や人生の断片に触れられる。
でも、読んだだけでは、その語彙はまだ「借り物」です。
それを自分の言葉にするには、自分の経験と結びつけてみること。
たとえば、本で知った「越境学習」という言葉が、自分のインターン先での体験とリンクして、
「ああ、あのとき自分は“越境”してたんだ」と腑に落ちた瞬間。
そのとき、その語彙はあなた自身の知恵になっていきます。
キャリアを語るために、語彙を探しにいこう。
「何者かになろう」とすることは、
「何者かとして語れるようになろう」とすることでもあります。
そのために、本を読もう。誰かと話そう。自分の経験を掘り返してみよう。
語彙を増やすことは、探求の始まりです。
そしてきっと、語彙が増えるほどに、キャリアの選択肢も、自分らしさも、豊かになっていくはずです。
本もいいけど、実際にいろんな人と出会い、その経験の中で語彙を探したい!と感じた人はatteyaaを覗いてみてください。