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日々の仕事に「ストレッチ」をかける重要性について



みなさん、こんにちは。

はるです。

今日は「挑戦」というテーマを少し違った角度から掘り下げてみたいと思います。キーワードは「ストレッチ」です。

ここでいう「ストレッチ」とは、体の柔軟体操のことではありません。仕事におけるストレッチとは、「今の自分に少し負荷をかける」「いつもの自分からあと半歩前へ手を伸ばしてみる」ことを指しています。

つまり、挑戦というとどうしても「大きなプロジェクトを立ち上げる」とか「未経験の分野に飛び込む」といった大ごとをイメージしてしまいますが、その手前にある日々の小さなストレッチが、挑戦を支え、長期的な成長につながるということです。

成長が止まったと感じる瞬間

社会人生活を振り返ると、多くの人が「最初の数年は成長が早かった」と感じるのではないでしょうか。

例えば就活を始めた時、新入社員として働き始めた時、初めてお客さんを任された時などです。

その頃は毎日が挑戦の連続だったのではないでしょうか。知らないことだらけで、必死に学び、失敗もしながら、振り返ると「1年前より確実に成長している」と自信を持って言えるような時期だったはずです。

しかし、経験を積むにつれて仕事は慣れていきます。

「去年と比べて何が変わっただろう?」と自分の成長に疑問を持つ人も少なくありません。

これは、日々の仕事から「ストレッチ」が失われていくことに原因があります。

ルーティンの心地よさと落とし穴

もちろん、業務を効率的に、正確にこなすことは大切です。

しかし、慣れた仕事を淡々と繰り返すだけでは、昨日の自分と今日の自分に違いは生まれません。

ルーティンは心地よいものです。恐怖も不安もなく、安定して成果を出せます。

でもその一方で、無意識のうちに「挑戦」を遠ざけ、自分の成長を止めてしまう怖さを秘めています。

まるで筋肉を使わなければ衰えていくのと同じで、挑戦をしない生活は自分の可能性を少しずつ硬直させていきます。

だからこそ、日々の仕事に「ストレッチ」を意識的に取り入れることが重要です。

仕事にストレッチをかける4つの観点

では、実際にどんなストレッチを取り入れれば良いのでしょうか。

具体例をいくつか紹介します。

非定型・創造的・答えがない仕事に一歩踏み込む

慣れた作業をそのままこなすのではなく、「ここを改善できないか?」「別のやり方はないか?」と自分なりの問いを持ってみるのはどうでしょうか。「いつもと同じ」「過去と同じ」から少しストレッチをかけてみる、正直めんどくささを感じることだと思いますが、そこに思考を働かせて動くことには意味があると思います。

たとえば、会議の進め方を変えてみる、新しいツールを試してみる、資料の見せ方を工夫するなど、小さな創造性がストレッチになります。

すぐには成果にならないことに取り組む

短期的な成果につながらなくても、長い目で見て意味があると思えることを選ぶことも効果的です。考えることは多くなりますが、良いストレッチを生む場面は多々あると思います。

インプットした新たなナレッジについての社内の勉強会を開き、共有する。指示を出し、スケジュール管理をするだけでなく性格や強み(得意分野)、興味など色々な視点からより良い教育方針を考え、後輩をサポートする。こうした「数字に現れにくい仕事」は往々にして後から大きな価値を生みます。

継続的な自己研鑽を組み込む

新しい本を読む、普段関わらない人と話す、社外の勉強会に出る。

一見「直接関係のある仕事じゃない」と感じることも、自分の視野を広げ、新しい挑戦のきっかけになります。自己研鑽は未来への投資であり、日々の小さなストレッチです。

短い時間でも学ぶ機会を創出することで、自信やモチベーション向上につながり、ちょっと頑張らないといけないなという仕事にも手を伸ばしやすくなるのではないでしょうか。

スキル不足を感じる仕事を引き受ける

これはわかりやすい例ではないでしょうか。

「自分にはちょっと難しいかも」と感じる案件や役割を、思い切ってやってみる。

ここで大切なのは、背伸びしすぎないことです。

少し頑張れば届きそうなレベルこそ最適なストレッチ領域です。

「できそうな気もするけど、なんかこのへんがイメージつかないなぁ」

そんな仕事があればぜひ取り組んでみてはどうでしょうか。

おわりに

ストレッチを意識すると、短期的には非効率に感じるかもしれません。

いつものやり方より時間がかかりますし、成果が目に見えにくいこともあります。

でも、ここで焦る必要はありません。

ストレッチは筋トレと同じで、効果が出るのは数週間後、数か月後、1年後かもしれません。

ただし毎日の積み重ねが確実に、自分の視野や思考の柔軟性を養い、新しい挑戦に対する耐性も高めてくれます。継続することで気づかないうちに大きく成長した自分に気づくと思います。

大きな挑戦は簡単ではありません。でも、日々の小さなストレッチなら誰にでもできます。

昨日より今日、今日より明日と、自分を少しずつ伸ばしていくこと。それが長い目で見て、大きな飛躍につながるはずです。

みなさんも、明日の仕事にほんの少しストレッチを加えてみてはどうでしょうか?

ご一読、ありがとうございます。

それでは。

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