【ワカモノ向け】どうすれば成長する?

みなさんこんにちは。
はるです。
早いものでもうすぐ10月、今年も終わってしまいそうな勢いですね。
新入社員のみなさんは合同の新人研修も終わり、OJTなど現場での教育が始まった方も多いのではないでしょうか。
研修が終わり、社会人生活にも慣れてきて、これからどんどん成長して活躍していきたい!
そんなモチベーションの時期でしょうか。
新人の方に限らず、若手社員の方からは「成長」というキーワードをよく聞きます。類語で「スキルをつけたい」と言うのも似ている言葉ですかね。やはり、入社して1年2年ではできることはまだまだ限られていることを実感したり、これから任されるであろう経験のない仕事に不安を感じたり、もっといろんな仕事ができるようになりたいという想いから、この言葉を使うのだと思います。
そんな中で、「成長できる環境」に身を置きたいと考える方も少なくないように思います。
面接などの機会でもそういった内容を話す学生は多いです。
ただし、今後加速度的に成長していくためには、この言葉は捉え方を間違えると少し危険な言葉かもしれません。
会社側は「成長できる環境」を可能な限り用意します。
もちろん社員の方には成長して成果を出して活躍してほしいと思っているからです。
会社が用意した環境というのは、
「今あなたに対して、できる限りマッチした成長できる環境」
ですし、そこで成長していってもらえるのではないかと考えています。
そしてもっと言いますと、どんな環境だろうが必ず成長します。
例え残業過多の職場に配属されたとしても、(体や精神を壊しては元も子もないですが)それだけ若手のうちから多くの仕事に取り組むわけですから、成長しないわけがありません。
逆に、比較的ゆっくりと仕事ができる現場もあると思います。
しばらくの間、基本的な資料理解だったり、議事録を書いたりなどの仕事から始まることもよくあることだと思います。
こんな風に色々な職場の環境がある中で、
「自分が思っていたイメージじゃなかった」
こう思ってしまうのはもったいない考え方だと思います。
そうではなくて、
「まずはここで任された業務で成果を出していこう」
という気持ちになっていた方がいいですよね。
これから成長していく未来が見えやすいです。
実は「成長できる環境」というのはちょっと人任せな言葉です。
前述したように入社後最初の仕事現場として「成長できる環境」を用意するのは基本的には会社です。
そのことから「成長できる環境」で仕事をしているだけで自動成長、みたいなイメージを持ってしまいやすいと思います。
そうではなく、与えられた環境の中で「自分はどう成長していくのか」を考えていくべきです。
そして、こちらの方が環境に左右されず自分の意思で進む方向を決めていくことができるので、重要度は高いと思います。
ここまで、マインド面から成長していくための心持ちについて書いてきましたが、具体的なことにも触れてみたいと思います。
業務後の勉強であったり、人脈形成だったり、色々な視点はあると思いますが、日々の業務に絞りたいと思います。仕事の日は基本的に最低8時間ほども仕事をするわけなので、この時間が成長に繋がるのが一番効率が良いのではないでしょうか。
そして、仕事のやり方というのは基本定石があります。それは、
- 計画、予測(スケジュール)
- 実践(アウトプット・実績管理)
- 振り返り(今後の改善)
です。耳にタコができるような(PDCAとか)内容ですが、まずはこれに則って進めていくのが良いと思います。
汎用性のある内容ですし、実は効果的に運用していくのは先輩・ベテラン社員にとっても難しいです。
例えば、「2週間でこの資料読んで理解しておいて」という指示に対しても応用できます。
- まず全ページ数を把握し、1日に何ページ理解する必要があるか把握する
- その量に無理がないか確認する。
- 日毎に進捗(実績)を管理し、読んで理解した内容をアウトプットとしてまとめ、上司に報告する。
- 進捗状況が早い(遅い)原因や、アウトプットの質を振り返り改善する
みたいな感じです。
ただ資料を読むのに比べて、かなり質の高い仕事(理解度)になっていると思います。
次同じ資料を読む人に対する補足資料もできていて、成果にもなっています。
この基本的なやり方は多くの仕事に当てはまると思うので、プロジェクト単位でも個人の学び単位でもぜひ取り入れてみてはどうでしょうか。
成長に必要なことについて、マインド面での捉え方や具体的な実践方法について書いてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは。
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