「自分の強み」が今の仕事に活かされているか?診断していただきました。
【この文章の要約】
・ 「自分の強みを知る」ために診断前に研修を受けてみた
・ 「自分の強み」を診断する
「Strength Finder(ストレングス・ファインダー)」を受けてみた
・ 診断結果に驚愕。診断内容を説明してもらい納得
こんにちは、AKIです。
前回、「自分の強みを見つけましょう」と云う記事を書き、
記事を入稿したところ、atteyaaの方から、
「AKIさんも実際に、診断してみてはいかがですか?」という
提案を受けましたので、その結果をお伝えしたいと思います。
■ 「自分の強みを知る」ために診断前に研修を受けてみた
今回、「自分の強みを知る」診断を受けるに際して、
atteyaaを運営するアーティ社が、
社内のチームづくりにも取り入れていると云う
「Strength Finder(ストレングス・ファインダー)」を
受けることになりました。
診断時間は、
オンラインの質問に答える形式で30分程度(費用は5000円位)で
受けれるとのことで、
時間を見つけて受ける旨を連絡すると、
「せっかくなので、何で「強み」が必要かのレクチャーを受けてから診断しませんか?」と追加提案を受けたので、atteyaa代表のM氏からレクチャーを受けることにしました。
□ そもそも、「Strength Finder(ストレングス・ファインダー)って?」
今回、
診断で使用する「Strength Finder(ストレングス・ファインダー)」は、
調査会社であるギャラップ社が200万人の成功者へのインタビューを通して、
成功者の「強み」を分析したツールとの説明からレクチャーがスタート。
ここで
「成功とは何か?」の定義についてもお話をお聞きしました。
M氏曰く、「成功」とは、
「他者から素晴らしい人だと思われる。自分自身が素晴らしいと思う」こと
とのことで、億万長者になったりなどではなく、
「自分が満足し、他者から見ても羨ましい」ことが「成功」の定義と
お聞かせ頂きました。
また、現在において、
「自分の強み」を理解する必要性が生まれた理由は、
これまで以上に世の中が不確実になっているからとのことでした。
具体的には、
「強み=才能×知識×技術」
という方程式ができており、
それぞれの要素は、
才能:無意識に繰り返される思考・感情・行動パターン
知識:学習と知識にて知り得た真理と教訓
技術:行動のための手段
上記となります。
ただ、「知識」と「技術」は訓練によって鍛えられるものの、
「才能」に関しては、
生まれながらやこれまでの経験を通して得たものであるとのことでした。
これらを簡単にすると、
「強み=「あなた」にとって当たり前のこと=サクっとやれちゃう」
また、
目から鱗だったのは、
「弱み=強みの対極(延長線上)にあるものではない」
という点でした。
ここまで、説明を聞いた中で、
過去の職場で上司に言われた言葉を思い出しました。
それは、
「やりたい仕事が、出来る仕事とは限らない」という言葉です。
当時の私は、自分の能力不足としてこの言葉を聞いていましたが、
今回のレクチャーを聞いて、
「やりたい仕事が必ずしも、自分の強みを活かせる仕事ではない」と
云うことに気がつきました。
言い換えると、
「自分の強みを活かせない仕事である以上、
私がどれだけ望んでも、成功する確率が低い」
結果として、
チームやクライアントに迷惑をかける可能性が高い。
それであれば、
自分の強みを活かせる仕事に集中することで、
チームやクライアントが成功を収める
ということに気がつきました。
(当時の上司に、時空を超えてお礼を言いたかったです)
さて、話を戻します。
今回のレクチャーで「強みを知る」ことが重要な理由として、
不確実性が高い現在において、
今後、どんな知識、技術が求められるかがわからない、
その上で、
「強み」を活かすには「才能の強化が必要」ということでした。
そして、
その「才能の強化」に必要な診断として、
「Strength Finder(ストレングス・ファインダー)」を
用いるとのことで、レクチャーは終了。
■ 「自分の強み」を診断する「Strength Finder」を受けてみた
正直、これに関しては、あまり書くことがありません。
規定時間内に、「パッパッ」と質問に答える。
ある意味、脊髄反射が求められる診断でした。
そして、
診断は30分程度で終了。
ディレクションに進んで、診断結果をみたのですが…..
正直、よく分かりません…
「Strength Finder(ストレングス・ファインダー)」は、
診断結果を34個の小因子(言葉)にだされており、
それら34個の小因子を
・ 実行力
・ 影響力
・ 人間関係構築力
・ 戦略的思考力
上記4つの因子に分けて「強み」を出しています。
私の場合は、
「戦略的思考力」と「実行力」はあるが、
「人間関係構築力」と「影響力」が無いという結果になりました。
小さいながらも一つの会社の代表。
その代表が、人間関係構築力(ちなみに最も低いのは社交性)がなく、
影響力もないという結果。
正直、
会社を畳んだ方が良いのでは無いかと思う結果でした….
■ 診断結果に驚愕。診断内容を説明してもらい納得
冷静に考えて、このような診断は「言葉通り」受け止めるのではなく、
組み合わせであったり、
因子の中にどのような小因子が含まれるかで分析を行うことば
良いと言われています。
それを踏まえて、
M氏から診断結果をもとに分析していただく機会を頂き、
説明を頂きました。
①:戦略的思考
「強み」の上位10個のうち4個が「戦略的思考」に含まれています。
中身も、「学習欲」、「分析思考」、「原点思考」、「収集心」です。
実際の仕事に当てはめてみると、
クライアント企業から依頼を受けたり、
新しい提案を求められた際は、
とにかく情報を収集し、比較し、分析を繰り返した中で、
ベストな提案を行うのが当社なので、
戦略的思考が現在の当社の「強み」として活かされているとのことでした。
②:実行力
こちらも「戦略的思考」同様、上位10個のうち4個が含まれています。
具体的には、「責任感」、「達成欲」、「回復思考」、「慎重さ」です。
こちらも、実際の仕事に当てはめてみると、
「新しい何かを作る」ことよりも、
「現在あるものを良くする」ことが当社の「強み」でもあります。
また、
一回プロジェクトに入ると、数字責任までとるケースがあるので、
それらが反映された結果だと指摘頂きました。
③:人間関係構築力
人間関係構築力にプロットされる小因子はすくないものの、
上位10位の「強み」のうち「個別化」が含まれおり、
私の最大の「強み」です。
こちらを仕事に置き換えると、「伴走型」ということになります。
正直、意思決定者が複数発生し、政治的な対応を取らないといけない
大企業は、当社の苦手分野です。
逆に、
中小規模やスタートアップで、代表や少ない意思決定者で物事が決まり、
なおかつ一緒に会社を成長させようという考えをもった
中小企業やスタートアップには、強みを発揮しており、
今回の結果はまさにその通りでした。
④:影響力
最後の「影響力」も上位10位に含まれた小因子は「自己確信」だけでした。
ただ、M氏によると、「戦略的思考」があるからこそ、
リスクを取れる「自己確信」があってバランスを取れているとのことでした。
結果から言うと、
私個人の強みが会社の強みになっていることを
M氏の解説で知ることができたので、会社を畳まなくても良くなりました。
さて、改めて、診断を受けてみて、
書籍やネットで受ける診断結果では、
理解できない点を指摘頂けると思いました。
就活においても、
色々と診断したものの、
数は受けたけど、何が自分の強みか分からないよりも、
「あなたの強みは●●ですよ!」と診断をもとに
言ってもらえるのは安心だと思います。
今後、
M氏が10名程度のレクチャーと
2~3人程度の個別診断を定期的に開催するとのことなので、
悩むよりは、受けてみてはいかがでしょうか?
そして、
「強み」を活かした出来事を書いたエントリーシートやガクチカに
役立てて頂ければと思います。