「やりたいことがわからない」ことについて
みなさんこんにちは。
はるです。
タイトルの件、社会人も学生も悩んでいる方が多い話題ではないでしょうか。
就活や転職などの機会や、今の仕事に何かしらのもやもやを感じている時などに
「自分は何がしたいのか?」
という問いがでてきますよね。
これ、すごく難しいですよね。
自分も就活時代とても悩んだ記憶があります。
当時は
「別にはっきりこれがしたい、ってことなんてない」
「事務職で安定していて生きていけるだけの給料があれば何でもいいや」
などなど考えていた気がします。
結局、「これが天職だ!」みたいなことにはなりませんでしたが、とある社会人の方と出会い、インターンなどを通して今まで知らなかった社会のことや、お酒の美味しさ(当時学生がよく行く居酒屋のお酒しか知らなかったので、連れて行ってもらったお店のご飯やお酒に感動しました)などを体験し、働くということに対しての意識が変わりました。
そしてまたとあるイベント参加したことで今の会社に出会い、就職してそんなこんなで7年弱経ちました。
節目となる年齢を前にして、最近また改めて
「自分は何がしたいのか?」
という問いについてよく考えています。
といいつつ、最早自分で現状の答えはわかっています。
「わからない」
です。笑
正直、選択肢は無数にあります。
例えば、以下のようなものです。
- 今のまま、特に何もせず過ごす
- 今の会社の仕事をだいぶ覚えてきたし、さらに上のステージを目指してこのまま頑張る
- ビジネスアイデアを考え起業する
- 社内ベンチャー的のような形で頑張る
- 退職して旅人になる
- 退職して一年間ニートをしてみる
本当に何でもいいし、何でもありで、「決め」の世界です。
しかしそれでは腑に落ちないので、昔夢中になったものを考えます。
仕事ではなく趣味のレベルですが、いくつか夢中になったものがあります。
例えば、その一つが囲碁です。
寝ている時とお風呂の時と食事の時以外はずっと囲碁をしていました。
これは5〜6年続きました。
自分はこの体験が人生の物差しになっていて、同じような感覚を次に感じた時は必ず全力投球しようと思っています。
それが天職のようなものになるのではないかと、期待しているからです。
そしてふと、「覚えたての頃ってどうだったけな」と思いました。
始めたきっかけは、おじいちゃんが囲碁好きで、9歳ぐらいの時に「ヒカルの碁」という漫画を買ってくれたことでした。(自分世代囲碁界のど定番です。)
そして、読んでみろと。たまにルールを教えてくれたりもしました。
ただ、多少はやっていましたが、別に夢中になるほどではなく、どちらかといえば当時はやっていたゲームボーイカラーがしたくてたまりませんでした笑
〜〜以下ちょっとしたエピソード〜〜
そして少し時間が経ち、とある入門書に出会いました。マンガで覚えらる囲碁の入門本です。
今見ると説明がちょっと荒く、あまりわかりやすい入門書じゃなかったかもしれませんが、当時の自分はなぜかその本にハマり、今でも内容を覚えているほどに読みました。これがきっかけ1です。
そしてすぐにきっかけ2が訪れます。「インターネット囲碁」です。たまたま母親がパソコンに興味があり、自分が囲碁の本にハマっていたので子ども用のインターネットで囲碁が打てるサービスを発見して使えるようにしてくれました。ここには自分と同じようにして囲碁を覚えた同世代の子どもがたくさんいて、すぐに友達ができました。
自分より遥かに実力の高い人の存在を知って憧れたり、「Q位認定」というゲーム感覚で今の棋力を認定してもらえる仕組み、友達に負けて暴れまわったり、強くなって今まで勝てなかった友達に勝てるようになる体験によってますます囲碁に夢中になり、実力も向上していきました。
〜〜エピソード終わり〜〜
夢中になった経験を思い出してみたところ、最初覚えたころに「これだ!」という感覚があったわけではないなと思いました。
その他の例を思い出しても、日常の何でもないようなきっかけから、やっているうちに成功体験や、新たな手が差し伸べられることで徐々に夢中になっていき、実力も向上していくことがわかりました。
このような体験から、「やりたいことがわからない」という悩みに対して、自分の中で1つの答えを出しました。
- 「きっかけ」になりそうな出来事には乗っかる(挑戦してみる、触れてみる)
- 日々頑張って生きる(そのうちきっかけが現れるかもしれない)
ということです。
要は、自分にとって「やりたいこと」は考えて答えが出るようなものではないということです!笑
あまり参考になるような話ではなくて恐縮ですが、
もし悩んでいるという方は悩みすぎなくてもいいのでは?と思います。
もちろん考えて行動することは大事ですが、人生には偶然の産物もたくさんあるかと思います。
ちょっと運命的な話ですがw
日々取り組んでいる中で、きっかけになりそうな出来事を意識してみるのはどうでしょうか。
以上、「やりたいことがわからない」ことについての話でした。
それでは。