キャリアと算数
こんにちは。atteyaaのウッチーです。
2024年に入ってもうすぐ3週間が過ぎようとしています。
あっという間ですね。
年が明ける前は「も〜いくつ寝ると〜」とお正月を指折り待っていたのに、師走以上にお正月はあっという間に過ぎ去って行きました。
そんなことは期間が短いので当たり前なわけで、師走との期間との差は簡単な算数でも求められてしまうわけです。
そんなわけで今回は算数にかけてキャリアを見ていきたいと思います。
(アイキャッチ画像にあるような難しい計算式は出てきませんので、安心して読み進めてください。笑)
計算結果は同じでも内容は違う
算数にかけて。ということで今回は掛け算に注目してみようと思います。
ではさっそく次の計算式を見てください。
① 1×1
② 1×1×1
③ 1×1×1×1
それぞれどんな計算結果になるかわかりますか?
電卓を叩くまでもなく、計算結果はすべて同じ”1”ですね。
一目瞭然の結果かと思います。
計算結果としてすべての式で一緒になりますが、でもその内容は全然違いますよね。
同じ結果でも①と③では乗数の数が2つも違います。
②の式も、③の式も、算数的に見るとすごく意味のない、非効率なことをやっているのかもしれません。何なら、こんな一見意味のない”×1”を書いていたら原点される可能性すらありますよね。
でも、この”×1”がキャリアにとっては大切だと思うんですよね。
それを理解してもらうために、一番左の”1”(被乗数)を自分自身だと捉えてください。
そして、その右に連なる”×1”(乗数)は経験や知識です。
③1×1×1×1で考えると、何かを始めたばかりの頃は乗数の全てが1かもしれません。
なのでアウトプットはもちろん”1”です。
でも様々な経験をし、それぞれの”1”(被乗数も乗数も)が”2”に増えたらどうでしょうか?
2×2×2×2 となり、アウトプットはたちまち”16”になります。
一方①1×1の場合は2×2なのでアウトプットはたしかに増えますが、”4”となります。
したがって、キャリアを歩んで行くためには、積極的にいろんな経験をして被乗数や乗数を大きくしていくだけでなく、乗数そのものを増やしていくことも大切になってくるということです。
たしかに、現実世界ではそんなに単純に数が増えた乗数が大きくなることはないかもしれません。
でも、だからこそ、様々な経験を通して、大きくなりにくい乗数、大きくなりやすい乗数。そしてどんな環境であれば自分を表す被乗数が最大化するのかを知ることも大切なのです。
器用貧乏は乗数が増えていっている段階
社会を見渡すと、”10 × 10”のように”被乗数 × 乗数一つ”で大きな成果を出している人もいます。
まさに一つの専門性を突き詰めた人ですね。
こういう人って私のような器用貧乏タイプには非常に眩しく見えます。
でも実は器用貧乏な人も”5 × 5 × 2 × 2”で同じ成果を出すことだって可能なのです。
もっというと、いろんな経験を積む中で非常数の”5”が”6”に増えた途端に専門性を上回ることもあるかもしれません。
だからこそ、器用貧乏な人は慌てず・焦らずに様々な経験を通じて自分や経験・知識を増幅させていけば良いのです。
とは言え、なにか軸になるような専門性を磨いていくことも大切なので、そこは怠らずに磨いていきましょう。今の器用貧乏がいつか大きな貢献につながるかもしれません。
一方で何か一つの分野に特化している部分は乗数の数を増やす努力をしてみましょう。積極的にみち草を食って、一見関係なさそうなことにもチャレンジすることで、乗数が増え、自分の専門性が更に磨かれるのです。
キャリアは掛け算
ここまで見てきたように、キャリアは掛け算です。
掛け合わせる数の大きさも大事ですが、どんな数を掛け合わすことができるかも大切です。
したがって、数を大きくする=専門性を磨くことも大切ですし、乗数の数を増やしていく=みち草を食って新しい経験や知識を増やしてくことが大切なのです。
そうやって自分だけの計算式が出来上がっていく。それこそが自分にしかできない貢献を作っていくのだと私は思います。
そして、掛け算だということは、マイナスの数を作らないことが大切です。
自分自身がマイナスになってしまってては、どんなに大きな乗数を持っていようと、どんなに多くの乗数を持っていようと、マイナスの影響を周囲や社会に与えてしまいます。
だからこそ、様々な経験を通して、倫理観を磨いていくことも忘れずに意識することが大切なのです。
以上、ご一読に感謝です。