「かわいい子には旅をさせよ」から学ぶ
こんにちは、atteyaaのマツイです。
「かわいい子には旅をさせよ」
一度は聞いたことありますよね。
これの本来の意味は子供には若いうちから厳しい経験をさせましょう!
その方が子供も成長するよ。(昔の旅は辛いものだったから)
という意味らしいです。
最近であれば、様々な交通網が敷設され、
世界を含めた各所の治安や衛生面も向上し
旅が厳しく険しい辛いものであるという印象は
一部の冒険旅を除いてはあまり感じることはないのではないでしょうか。
どちらかと言えば
旅に出るという体験は
自分自身の知の枠組みを拡げる
そんな意味合いが強いように思います。
今知っているコト、
今慣れ親しんでいる環境、
今生活している様々な日常という現状。
そこから意図的にはみ出してみることを勧める
「かわいい子には旅をさせよ」には
そんな意味合いが多分にあるように感じます。
そんな文脈から質問です。
皆さんは幼かった頃、ご両親とよく旅行に行きましたか?
そして今(高校生とか大学生とか新社会人になった今)はどうでしょうか?
昔は行ったけど、今は行かない。
昔から行かなかったし、今もいかない。
等々いろいろ答えはあるでしょうけど
子供の頃は行かなかったけど
突然最近行き始めたんだよね〜
そんなケースは非常に稀だと思うのです。
子供の頃の原体験として
親に連れて行かれた知らない土地で、
なんだか分からないけどワクワクする体験や
経験したことのない未知との遭遇
総じて、「親と一緒に旅行をしたら楽しかった」
そんな原体験がなければ大きくなってから
親と一緒に旅行へ行こうとは思わないものです。
(親孝行的な意味を除いて)
ディ●ニーランドやU●Jのような
分かりやすい大人も子供も楽しめるコンテンツ
これらに親と一緒に行くのはまた別の話です。
大事なのは、
子供にとって楽しさが確約されておらず
その結果が不確実かつ未知であることです。
これらを幼いころから繰り返していると
親との旅行は楽しい
未知との遭遇は楽しい
結果が確約されていない不確実な世界へ飛び出すことは楽しい
というマインドセットが形成されるように思うのです。
翻って、今のビジネスの世界はどうでしょうか。
多くの日本企業が過去の成功体験を拭い去ることができず
成長が鈍化し、閉塞感や停滞感という言葉がよく聞かれるようになりました。
これらに対する打ち手は新しい価値を創造し
その仲間(プレイヤーやお客さん)を集めていくこと
すなわちイノベーションを起こすことだということは
ほとんどのビジネスパーソンが知っていることです。
それでも動けない、変われない。
そう、
今知っているコト、
今慣れ親しんでいる環境、
今生活している様々な日常という現状。
ここから逸脱できない私たちがいるのです。
あらためて、
かわいい子には旅をさせよから習いましょう。
まずは飛び出してみて現状を変えようとしてみる
未知との遭遇を楽しんでみる。
そんな体験を少しずつ繰り返せば
旅に出よう!(現状を変えよう!)
と言われても「イイね!オッケー!」となるはずです。
かわいい子には旅をさせよ、まずは自分から。
読んでくれてありがとうございます。
旅って何だろう?
キャリアって何だろう?
人生って何だろう?
そんな疑問を感じたらぜひatteyaaを除いてみてください。