「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」を考える重要性
みなさんこんにちは。
はるです。
タイトルにある
「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」
色々ありますよね。
究極的な例を出すと「人はなぜ生きるのか」のような、哲学的な問いでしょうか。
結論から言いますと、こんな問いについて考えるってすごく大事だなと思うのです。
ただ、この例だと流石に難しすぎるので少しブレイクダウンすると、
「会社を今より飛躍させるには」とか、「社内でイノベーションを起こすには」、「自分の理想のキャリア」、「自分の大切にしている仕事観」みたいな感じでしょうか。挙げだすとキリがないぐらいたくさんあると思います。
話題としては社内での会話やSNSなどでよく出てくるので、わりと身近なテーマなのではないでしょうか。
今この記事を読んでくださっているみなさんはこれらについて深く考えたことがあるでしょうか?
普段から意識して考えているよ!という方は意外と少ないのではないのかと思います。
なぜなら、このあたりのテーマってまず「緊急度」が低いからです。
普通に会社員として働いている人からすると、日々のタスクに追われるので仕事中はそんな余裕は無いですし、仕事が終わったらゆっくりプライベートを過ごしたい方も多いと思います。
また、自身の「成長」という観点から見てもこれらのテーマを考えたからと言って、明日からの仕事のスキルが向上するわけではありません。
ドライに考える方だと、「そんなの考えても全然意味がないよ」と一蹴されそうな内容です。
これらの意見は、本当にそうだよなと思います。
こんなことばかりを考えていても、たしかに目の前の仕事は終わりませんし、すぐに仕事ができるようになるわけでもありません。
逆に「そんな理想論や哲学的なことばかり言ってないで、仕事をしなさい」と怒られそうでもあります。笑
でも、
「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」
について時間を取って深く考えてみることは、とても重要だと思うのです。
少し例を出してみると、
「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」について考えを持っていて語れる人って、魅力的な方が多くないですか?
会社でも中心的な人物であることが多いと思います。
他の例でいうと、
就活でも「自己分析」の過程で自分自身を掘り起こしてみたり、理想のキャリアを考えますよね。何かできるようになる訳ではないですが、就活前後ですごく成長を実感したのではないでしょうか。
「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」について考えている人は、料理で例えると「コク」があると言いますか、「深み」があると言いますか、そんなイメージを持っています。
目の前のやるべきことについて考えることや、スキルをつける学びは「甘い」「辛い」のような直接的な味付けをするイメージでしょうか。ハッキリと、スピーディに変化します。味がない料理は食べれませんので、これは非常に大切なことなんですが、さらに一段階上に行くためには「コク」や「深み」のようなものを足していく必要があると思います。
そのために、「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」に向き合ってみる。これが効いてくるのではないでしょうか。
ピラミッドでいう最も基盤となる部分、その人の「観(人生観、仕事観など)」を形成する糧になると思います。
基盤が大きいと、幅も高さも伸ばしていくことができます。
もちろん、目の前のこと、緊急度が高いことは最優先です。これをやらないことには何も始まりません。
ただこれだけしか考えないのは勿体無いですよね。
「すぐにわからないこと」かつ「緊急度が低いもの」とセットで考えることで、相乗効果的に自分自身を大きく成長させていくことができるのではないでしょうか。
ご一読ありがとうございます。
それでは。