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若手こそちょっと図々しく

みなさんこんにちは。いまむーです。

『常識を疑え。遠慮するな。自分の人生を生きろ。』
Apple創業者スティーブ・ジョブズの言葉です。

社会では、良くも悪くも、慣習や暗黙のルールで溢れています。
いえ、社会に限らずそうかもしれません。

思い返すと、“空気を読んで行動する”ことを「常識」として、私は育ってきたように思います。
そんな人は少なくないのではないでしょうか。
・就活ではとりあえず無難な答えをしておこう
・打ち合わせでは目立たず静かにしておく方が正解かも
・先輩に言われたら多少納得できなくても従うべき?

そういった“空気”に縛られて、行動を制限してしまうこと、あると思います。

でも、もしその“遠慮”が、あなたの可能性やチャンスを狭めているとしたら?
今回はそんな時に必要な、「図々しさの重要性」について考えてみました。

図々しさってなんだろう?

「図々しい」と聞くと、少し嫌な印象を持つかもしれません。
自己主張が強すぎたり、空気が読めなかったり、そんなイメージが浮かぶ人もいるでしょう。

でも、ここでいう図々しさは、そういったマイナスの意味ではありません。
ちょっとだけ勇気を出して、自分を押し出す力のことです。
少しだけ空気を読まない力、少しだけ自分を信じる力のことです

社会に出て感じるのは、「実力がある=評価される」ではないということです。能力はものすごく高いのに評価されない人はごまんと見てきました。

どれだけ優秀でも、遠慮して何も言わなければ、存在すら気づかれない。
評価やチャンスは、自己表現があってはじめて動き出すものです。

「出る杭は打たれる」という言葉がありますが、今の世の中、「出なければ存在すら気づかれない」ことの方が多いんじゃないかと思います。

日本人にとって「遠慮深いのが美徳」というのも間違いなく存在しますが、
遠慮しすぎても、社会においては評価されない事の方が圧倒的に多いです。

だからこそ、意識的に少し図々しくしてみるくらいが丁度よいです。
学生だとか、若手だとか役職も関係なく

  • 「やってみたい」と声を上げられる
  • 「もっとこうしたい」と意見を伝えられる
  • 「自分に任せてほしい」と立候補できる

こうした行動が、周囲の記憶に残り、信頼や依頼のきっかけになります。

チャンスを掴むのは「見つけられる人」

よく「謙虚さが大事」と言われますが、“謙虚さ”と“遠慮”は別物です。
遠慮が過ぎると、存在感が薄れ、チャンスの対象から外れてしまう。
一方で、図々しさには、自分の意志を社会に投げかける力があります。

社会や組織は、すべてを汲み取ってくれるわけではありません。
「言わなくても分かるだろう」は、伝わらない前提の世界では通用しない。
だからこそ、図々しさは“自分の順番を自分で取りに行く姿勢でもあるのです。

そして、たとえ未熟な部分があっても、行動する人には、必ずチャンスが巡ってきます。
なぜなら、「やる気がある人」「前向きな人」として、人はそこに期待を寄せるからです。

図々しさは、厚かましさではなく、意志と行動の表現です。
遠慮せず、自分の気持ちを表に出すこと。
それが、チャンスを掴む最初の一歩になると思います。

ぜひ皆さんも、「遠慮しすぎない」勇気を、持ってみてください。

以上です。ご一読ありがとうございました。

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