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就活生よ、そのアルバイト経験は大丈夫か?

こんにちは、atteyaaの まつい です。

多くの学生にとってアルバイトって大事ですよね。

  • 大事な生活基盤としての収入源
  • 単純なお小遣い稼ぎ

こんな動機でアルバイトを始めるのではないでしょうか。

もしくは、

  • まわりがやっているから
  • 他にやることがない

なんて理由もあるかもしれませんね。

正直、動機は人それぞれなので何でもいいですよね。
でも、いざ始めてみるといろんな学びがあることに気づくわけです。

  • 知らなかったことを知る
  • 意外に楽しい
  • そして稼げる

なんてポジティブなことから

  • 自分が思ったよりも仕事が出来ないという事実
  • 価値観が合わない人が多い
  • なぜか疲れる

といった想定していなかった不都合な学びもあるかもしれません。
ただこれが、実は学生にとって極めて貴重な社会との接点で、
ここでの経験が社会人になっても活きることは間違いありません。

ただ、この経験を昇華し、
自分自身にとって本当に価値あるものと意味付けするには
もう少しの時間とさらなる経験が必要になったりします。

ということで、今回のブログでお伝えしたいことは、

「アルバイトの経験を就活で話す際は注意が必要」

ということ。
前述のとおり、多くの大人はアルバイトの経験はとても大事だけども
それが本当に自分にとってどういう意味があって、
社会的にどんな意義があったのか、
そんなことを知れる(気づく)のはもう少し先だと思っています。

私の場合、
パチンコ店、家庭教師、掃除、配達のアルバイトを比較的長くやりました。
一方でガチの接客業(お客さんとの対面仕事)は一瞬で辞めました。ww

それぞれの経験から得たものとがんばったこと、
そしてそこから築いてきたこと。
あるにはあるわけですが、
その後約20年経った今も充分に自分の中への取り込みが終わっていません。
咀嚼中なわけです。

あのときの自分は何を考えて、あんなことをしたのだろうか?
あの行動から私は何を学び、何を得たのだろうか?

そんなことを年月をかけて少しずつ理解し、心と頭に浸透させています。
で、これがいわゆる自己分析(自己理解)のプロセスなんですね。

学生が就活で向き合う「自己分析」、
実は大人もずっと継続してるんです。

学生が面接で話してくれるアルバイトの経験は、
以下のようなエピソードが多いですね。

  • キッチンスタッフだったけどホールも手伝った柔軟性アピール
  • 社員が不在でもリーダシップを発揮した経験
  • 3年経ったらバイトリーダーだった継続性の話
  • 業務改善を社員さんに提案したエピソード

などなど上げればきりがないです。
これ、よく聞きます。

学生はアピールで話してくれますが、ほとんど伝わってきません。
なぜなら、これら全てが

「アルバイトの当たり前、アルバイトの日常、アルバイトでよくある光景」

だからです。
みんなが見る、みんなが経験することなんですね。

お腹が空いたので、コンビニ行ってパン買いました。

と同じに聞こえます。ww
とても当たり前のことなのです。

厳密に言うと、
面接官や諸先輩には残念ながらそのように聞こえてしまうってことです。

じゃあ、アルバイトの話は無意味なのか?
ひいてはアルバイトに学びはないのか?

いいえ、違います。
アルバイトの話ではなく、自分の話ができれば良いのです。

それは自分の「強み」を見つけるのと近いことになるのですが
「強みを見つける」という話は別の機会に委ねるとして
私のアルバイト経験から自分の話とはどんなものかという紹介をしておきます。

(私がアルバイトで学んだこと)

パチンコ店でアルバイトをしてました。
友人の紹介だったこと、
当時の彼女の家に近かったこと、
加えて時給が高かったことで決めました。
仕事はすごくハードでしたが、年末年始も休まずに働きました。
今思うと仕事内容がどうというよりも、
仕事でクタクタになった後に彼女と待ち合わせして遊んだり、
めちゃくちゃ働いてそのアルバイト代で少し高いものを彼女にプレゼントしたり、
そんな自分に酔ってたんだと思います。ww
そう考えると、それ以前も掃除のアルバイトをしたり、
一見すると「ハードな仕事」や「辛そうな仕事」に惹かれました。
多分それも、そんな自分に酔ってたんだと思います。
「すごいね」、「大変だね」
というフィードバックがかっこいいと思ってたんです。
恥ずかしながら。ww
自己顕示欲とか、人からの承認欲求がちょっと高いのかもしれません。
なので、みんなが休んでるときに働くとか、みんなが避ける仕事をするとか、
正直超楽しいです。ww
これがいいのか悪いのかは分かりませんが、
これに気づいたことは大きいなと思っているので
社会に出ても活かせるのではないかと考えています。

これが自分の話です。
どうでしょう?テンプレ化してないですよね。
実際に私も他の学生からこのようなエピソードは聞いたことがありません。

あなたのアルバイトエピソードは自分の話になっていますか?
一度、考えてみてください。

コンビニに行って選んだパンがサンミーだった。
なぜサンミーを選んだのか。
そんなことを考えて話してみる。
そんな感覚です。(分かりづらい説!ww)

ぜひトライしてみて下さい。

読んでくれてありがとうございます。

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