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「とりあえずやってみる」についての話


みなさんこんにちは。はるです。

タイトルの件ですが、日常でもよく使う言葉ですよね。

日常で友達との会話で

「最近〇〇に興味が湧いて、やってみようか迷っている」

「そうなんや。とりあえずやってみたら?」

というような会話であったり、会社の上司との会話で

「こんなアイデアを思いつきました」

「面白いね。とりあえずやってみたら?」

というような感じです。

この言葉、言う側はさらっと言うことが多く、言われた側は「う〜ん、できるかな〜」と悩むことが多いのでは?と思います。

ただし、「当たって砕けよ」「思い立ったが吉日」などとりあえずやってみることが大事だよということわざも多く存在します。

今回、この言葉について考えてみたいと思います。


話が変わって、僕はギャラップ社が提供するストレングスファインダー(※https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/home.aspx)という自分の強み診断のTOP5に「活発性」というのが入っており、行動を起こすことに対するハードルが比較的に低いです。それこそ「とりあえずやってみよう」と考えることが多いのです。


これは自分の特徴だと思っていますが、だからといっていきなり起業したり、世界一周の旅に出たり、ものすごい行動力をもっているわけではありません。(もちろん、そういうバイタリティを持っている方もいますが)

「とにかくやってみる」というよりは、「どのレベルだったら、どんな形だったらできるだろうか」という感覚が近いです。いきなり100%の内容でやってみようとは思いません。



少し前にこのブログにサラス・サラスバシーさんの「エフェクチュエーション」について説明した記事を掲載しました。

https://note.com/atteyaa/n/n2945cd2492ae

この中にある考え方でいう

1.手中の鳥の原則

→今、自分が持っている物でやれることからやってみる。

2.許容可能な損失の原則

→「どこまでの損失なら許容可能なのか?」を予め決めておく

などは感覚が近い感じがします。

いきなり完璧にやるのではなくて、今できる現実的な範囲で行動するというような感じです。

他にも、今仕事で担当しているプロジェクトでシステム開発の進め方に”アジャイル開発”(アジャイルソフトウェア開発は人間・迅速さ・顧客・適応性に価値をおくソフトウェア開発である(アジャイルソフトウェア開発宣言)。すなわち自己組織的なチームが対話の中で方向性・仮説を見出し、顧客へ価値を素早く届け、実践投入の学びから素早く改善をおこなう在り方に価値を置く。https://ja.wikipedia.org/wiki%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E9%96%8B%E7%99%BA)というものがあり、そこで行っている

・ちょっとずつ機能を作成し、順次リリース。

・ユーザーの声や利用状況から不要になった機能は開発を取りやめたり、優先順位を下げる、内容を変更するなど適宜対応する。

などの考え方も近いです。



これらの考え方を見ると、腰が重たかった「とりあえずやってみる」も少し気が楽になるのではないかと思っています。



例えば、仮に自分が独立して料理店を出したい!と思った場合、

・メニューを5〜10種類程度作り、友人を集めて振舞う

という小さな行動から始めてみたりであるとか、



会社にワーケーション制度を導入したいと考えた場合、

・少人数で一度ワーケーションを行い、その時の状況を整理する



など、今やれる小さなこと、ダメっだたら辞める・方向転換することを視野に入れてやってみることがいいのでは?と思います。

経営の思考法やシステムの開発に取り入れられている「とりあえずやってみる」概念、コントロールして使えるようになれば、仕事や人生も幅を広げることができるかもしれません。

少しでも参考になれば幸いです。

それでは!



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