1. HOME
  2. ブログ
  3. 【格言・金言】「自分に合うものや方法」を選ぶことについて

【格言・金言】「自分に合うものや方法」を選ぶことについて




みなさん、こんにちは。

はるです。

さて、タイトルの件ですが、日常生活の中で家族や学校、本屋で見かけた本のタイトルなどで、「こうしなさい」「こうしたらうまくいく」ということを教わったり、目にしたりしますよね。

色々な言い回しはあると思いますが、例えば「読書をしなさい」「毎日コツコツやりなさい」「とりあえずやってみなさい」みたいな言葉です。こういう言葉って、知らず知らずのうちに自分にインプットされていて、たまに思い出して実践してみたりなんてこともあるのかなと思います。

やっぱり、基本的に納得する内容が多く、おそらくは昔に何かを成し遂げた人が「どうやって成功したのか?どうしたら上手くいくのか?」というノウハウを後世に残したものが伝わり、こういった言葉として多くの人が使っているのだと思います。

ただ、実践してみると全く続かないもの、言われるとすごくイライラする、もやもやするものってありませんか?

僕自身はそうでした。両親はすごく読書好きでいつも「本を読みなさい」と言われ続けていて、読もうとしたことはあれど全く続きませんでした。

また、「計画的にコツコツやりなさい」ということもたくさん言われましたが、少しずつ何かをやることは本当に苦手で、やらない時は「0」やる時は「120」みたいなことをしていました。

こういった事はよくあり、当時は何か悪い事をしているような気持ちになっていましたが、今考えてみると、これらは当然のことであることを知りました。

もちろん、昔から言われているある種「格言・金言」のような言葉たちは間違っているものではありません。ただし自分たちは、それらの言葉をインプットした上で理解して、取捨選択したり、使い方を変えなければ上手く使えないんですね。

なぜかと言うと、それらの言葉たちは過去何かしらで上手くいった、成功した方達が彼ら自身の「強みを活かした」結果であり、その方達と自分の「強み」は種類や組み合わせが異なっているからです。

計画的に少しずつ進めて上手くいった方にとって、そのやり方はその人にとってストレスがかかることではなく、当たり前、日常的に、無意識的にやっていることです。

同じ強みを持っていない人にとって、同じやり方を真似しようとすると大きな精神的なストレスがかかったり、生産性が全然出なかったりする訳ですね。



また、使い方を変えれば格言たちを上手く活かせる時もあると思います。「読書をするべきだ」という言葉は日常的に本を読みなさいという意味で使われることが多いように思いますが、何か目的があったり、必要な状況があれば読書が苦ではなくなることなどもあると思います。そういう状況になれば読書をする、またはそういう状況を作って読書をする、ということは普段本を読まない人でも可能だと思います。



他にも、自身の性格や強みによって捉え方を変えれば使いやすい言葉もあると思います。

例えば、「とりあえずやってみなさい」「やってみないとわからない」という言葉ですが、普段から慎重で、挑戦することが多くないタイプの方がどうしようか悩んだ場合は、この言葉の通りやってみると上手くいくことが多いかもしれません。

こういった方は何かをやってみる前の事前準備や分析がしっかりしている事が多く、十分な準備ができているのにも関わらず、あと一歩が踏み出せないといった状況が多いからです。

逆に普段から何かに挑戦したり、行動することが得意な方が悩んだ場合、「とりあえずやってみる」はやめておいた方がいいのかもしれません。何か自分にとって乗り気にならない、やってみようと思えない不安要素があり、それは予想以上に重要なものなのかもしれません。

このように、昔から言われている有名な言葉、納得できる言葉もやはりマッチする種類やタイミング、状況があるんですね。考えてみれば当然です。




現在でも日常生活の中で、先生や上司、会社等の組織のやり方で「こうやるべきだ」というやり方、思想

に触れる機会は多いと思います。そういった際に毎回鵜呑みにしていると知らず知らずのうちにストレスを抱えたり、生産性が上がらなかったりするかもしれません。

そういった時は、その言葉・思想を使うタイミングなのか、使い方を応用できないか、使いやすい状況に持っていけないか等を考えてみると良いのかもしれません。

ご一読ありがとうございます。

それではまた。




関連記事