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目標は大切。目的はもっと大切。ビジョンをもって会社を選ぼう

こんにちは。atteyaaのウッチーです。

年末年始が近づいて来ましたね。これを読んでいる人の中にも、今年はこんな1年だったなぁ。と振り返りを行ったり、来年の目標はこんな感じにしようかなぁ。と既に未来に向けて思いを馳せている人もいるのではないでしょうか?

今日はそんなあなたにとって、思考の役に立つ記事にしていこうと思います。

とある日のやりとり

先日、会社の若手社員:A君と会話していたときのことです。そのA君は私にこう言いました。

「今年は〇〇の数字を目標として追っていたんですが、来年はこういう目的を意識して実行しようと考えています。」

何気ない会話だったのですが、私はここにA君の成長や視座の変容を見た気がしました。
確かにA君は数字を目標に掲げ、その達成に向けて頑張っていました。その中で多くのことを経験し、学ぶことによって数字の世界を脱却できたのです。

そしてA君はこれから目的を大切に、数字にとらわれずいろんな経験をしていくのではないでしょうか。そしてその経験からさらに多くのことに気づき、学び成長していくことでしょう。

以上、A君と私のとあるの日の日常劇場でした。いかがだったでしょうか?

目的を意識することの大切さ

ではなぜ私が、目標から目的に切り替わったA君に成長を感じたかです。
先程も書いたとおりA君は最初、数字を目標として追っていました。その数字を達成することがある種の目的だったのでしょう。

そして現在のA君は数字目標を脱却し、「何のためにそれを行うのか」という目的観を持って行動できるようになった。ということです。

何のためにそれを行うのか。それをやる意義・意味は何なのか。

そういった目的観や問いを持ち続けることは、とても大切です。
これを忘れてしまうと手段が目的化したり、見えるスコープが狭くなったり視座が低くなったりしてしまうからです。

数字にとらわれていると行動の選択肢も狭く、固定になりがちですが、目的に立ち返ることで柔軟な選択・行動ができるようになるのです。
そして、目的観を持っているからこそ、その行動がより有意義になっていきます。

目的からビジョンへ

この目的をもう少し視座を上げると”ビジョン”になります。
いろんな会社でビジョンが掲げられているかと思いますが、会社におけるビジョンとは「目的を達成した先にどんな社会を実現したいか」です。

「今、就活で受けてる会社のビジョンは”売上〇〇億円を目指す!”って言ってたなぁ」
「・・・ん?!」

はい、そうです。皆さん既にお気づきの通り、”売上〇〇億円を目指す!”は目標であり、目的でもビジョンでもありません。

でも、残念ながら上記のような数字目標をビジョンとして掲げている会社もまだ一定数ありますよね。
そのような会社ではもしかしたら、働く意義や意味は見出しづらいかもしれません。
もっと言うと、数字のノルマだけを負わされる、そんな働き方が待っているかもしれません。

会社選びではビジョンが大切

個人としても意義や意味を感じながら働くためには、会社がビジョンを持っていることが大切です。
繰り返しになりますが、ここで言うビジョンとは「どんな社会を実現したいか」です。

このビジョンに共感できればできるほど、自分ごと化=当事者意識を持てるほど、その会社で働く意義や意味は感じやすくなります。

そういった意味では、会社選びの観点として、その会社のビジョンに共感できるか、当事者意識を持てるかはとても大切な観点となります。
※なぜ共感できのか。その根拠となる原体験などともしっかり向き合いましょう

そして共感できるビジョンを会社が掲げているだけでなく、組織に浸透していることもとても大切です。これがなければ、ビジョンはただの空虚な文字になってしまいますからね。

ビジョンの浸透度を確認するには

ではどうやってビジョンの浸透度を確認すればよいのでしょうか?

その一つが以下です。
・トップがビジョンについて語る機会があるか。
・トップや人事担当者がビジョンに関する哲学的な問いを社員に対して投げかけているか。

これはトップや人事担当者が社員に対してビジョンに対して向き合う機会や時間を提供しているかがポイントです。
そして、その問いに何人の社員が向き合っているか。これが一つの指標になるかと思います。

100人を超えているような企業では30%の社員に浸透していれば、ビジョン浸透型の組織と言うことができるらしいです。
なので、そのあたりを目安にしてみましょう。
※人数が少ない組織ほど、ビジョンは浸透させやすい。

どうやってそれを確かめるか?
社員にインタビューしたいので、1日オフィスを回らせて下さい!とお願いしてみましょう!笑

以上、ご一読に感謝です

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