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【就活】就活の正しいやり方




みなさん、こんにちは。

はるです。

さて、タイトルの話ですがパッと見て何を考えますでしょうか?

「自己分析」「業界研究」「企業研究」「エントリーシート」「筆記試験」「面接」などなど、いろいろなキーワードが思いつくと思います。

そしてどんな順番でやろうか、どんなスケジュールでやろうか、一つ一つはどんな方法でやろうか。

就活を始めようと思った方は「何やったらいいかわからない」ということで、とりあえず「就活 始め方」みたいな言葉でググって上記に辿り着くのだと思います。

ざっくりまとめると、就活では「自分を知る」「企業を知る」「企業とコミュニケーションする」あたりが要点になるかと思います。内容も流れもすごく自然かなと思います。なにもわからなければ、まずは調べて参考にしますよね。



でも、ここから先に進むにつれて違和感が増してきます。

まわりには「面接対策」であるとか、「受かるためのスキル」的なものが溢れています。

実際、学生から社会人になるための新卒就活では学生は社会のことをほとんど知らないので、HOWTOについてネットで調べたりすると思うのですが、社会が「就活の面接ではこうすべきだ」という対策やスキル的なものへ誘導し、それが学生の中で定着します。なんなら企業側もいわゆる「就活」という形で学生を待ち受けています。

そして大学3年生3月までに企業が決まっていないと優秀じゃない、とか有名企業複数内定の学生マジツヨイ、みたいな評価基準も生まれてきます。

いやあ、なかなか怖いことだと思います。

実際この就活の流れから外れて悩んだりする人も少なくないと思います。


「就活」のような難易度の高いもの(自分にあった仕事・会社を見つけることはものすごく難しいことだと思います)を、今の就活のように手法を標準化・効率化してコスパよくこなすのは無理があると思います。(最初の道標としてはいいと思いますが。)

実際、半年〜1年でうまくいかずにすごく時間がかかっても、結局会社が決まらずに少しぐらいフラフラしても全然いいと思います。むしろたくさん時間がかかるのが当然な程難しいものなので、もっとゆっくり考えるのが健全だとも思います。自分自身腑に落ちないまま自分が合わない企業に入社して、疲弊してしまうよりプラスであることは間違いないでしょう。



今の就活のやり方は、「こうやればうまくいく」という手法が成り立った昔ならわかりますが、先のことは何もわからなくなり、いろいろなビジネスでそういう時代に対応するやり方もいろいろ提唱され使われ始めている時代において、なかなか変わらず、3年3割問題を見て見ぬフリをしているのも変な話です。

ただ、現状採用の業界はビジネスとしてまわっているため自らスキーム自体を大きく変えようとはしないと思いますし、企業も独自の路線にいくのはリスクがあるためなかなか動かず、学生も「就活なんてギリギリまで考えたくないし、さっさと終わらせたい!」というのがその時の本音でしょうから、変わろう・変えようと思ってもなかなか難しいのだと思います。



そうはいっても、何かしらで働いて生きていかないといけないと思いますので、これから就活をして会社で働こうと考えている方は、この就活のやり方に捉われすぎず、いろいろな選択肢の中の1つという気持ちで動いてみてはどうでしょうか。

手法をインプットするならば、とりあえずそれを知った上で、「正しい、一般的な、普通のやり方」と鵜呑みにするのではなく、その特徴を自分の中で噛み砕いてみるといいと思います。

面接対策1つ1つをとっても意味があります。そしてそれを使ってもうまくいく企業もあれば、逆効果な企業もあるわけです。当たり前ですが相手のタイプやその時の状況に応じてブレるからです。「正しい、一般的な、普通の」と捉えず、自分の引き出しの1つぐらいに思っておけばいいと思います。

就活のやり方として、スキルとしてインプットできるものはその程度だと思います。

いつまでに説明会に参加して、とか面接はこんな振る舞いで、とかこんな質問が多いから回答を考えて、とかその辺りは言わば本質的な所ではないからです。就活のやり方を知れば知るほど、このような内容に時間を使ってしまいがちだと思います。



冒頭あたりで書いた、一番最初に調べて最初に辿り着く、就活とはざっくり「自分を知る」「企業を知る」「企業とコミュニケーションする」という根本の部分からずれていかないようにするのが大切です。

先ほど、「就活」のような難易度の高いものを、今の就活のように標準化・効率化してコスパよくこなすのは無理がある、と言いましたが、一般的な就活のやり方だと「自分を知る」はわりとフォーカスされているとしても、「企業を知る」「企業とコミュニケーションする」は本当にショートカットされてしまっていると思います。

Webページの情報と数回の面接で「企業を知る」「企業とコミュニケーションする」というのは厳しいですよね。


就活のやり方は最低限インプットするとして、ぜひ色々な会社に訪れてコミュニケーションを取ってもらえたらいいのではないかと思います。就活の場である必要もないと思います。

同じ業界でも会社毎に、同じ会社でも担当者毎に全然違うこともわかると思います。大きい会社であれば部署毎でも別会社のように雰囲気が全然違うこともあると思います。本当に仕事に触れることができるインターンも非常にいいと思います。1日より複数日がいいですし、1回だけでなく何回も参加できるならさらにいいと思います。

時間もかかるしハードルの高いことだと思いますが、キャリアを大きく左右するようなことなので、コスパよく効率的にやるのではなく、丁寧にゆっくりと進めてみるのもいいのではないでしょうか。



以上、就活の現状に対して思うことを書いてみました。

ご一読ありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

それでは。


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