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仕事の忙しさから学ぶこと




みなさんこんにちは。

はるです。

近年、ワーク・ライフ・バランスという言葉も浸透し、仕事とプライベートの折り合いをうまくつけて双方を充実させたいと思っている方が多いと思います。

今から就職を考えている方も、「ブラックな企業には入りたくないなあ」と考えている方がほとんどではないでしょうか。

まあ、そりゃそうだよな、という話でもちろん納得なんですが、仕事をしていると結構な確率で「めちゃくちゃ忙しい」というタイミングに遭遇します。

そこで精神的に疲れてしまったり、体を壊してしまっては元も子もないのですが、そんな状況でしか摂取できない養分もあるなと思ったので、自分なりに言語化してみたいと思います。


現状を切り拓く力

「仕事が忙しい」という状態は必ずといっていいほど課題や問題が山積みです。

単純に物量が多く人が足りていない、納期が短すぎる、自分やチームの現状より仕事のレベルが高く思うように進まない、チームのメンバーのモチベーションが揃っておらず、誰かに作業が集中している等、挙げればキリがありません。

単純に個々の残業、パワーで乗り切れればまあいいんですが(良くないですね。笑)、そうもいかない状況が多々あります。そんなギリギリな状態の中でこそ、さまざまな現状打開策を考えるなと。

・そもそもやらなくて良いことをやっていないか?という思考からの取捨選択

・「納期は絶対」という前提はほんとにそうなのか?交渉の余地はないか?

・チームのモチベーションを高める方法はないか?力を発揮し切れていない人はいないか?

・タスクの割り振り、付け替えで進捗を高められないか?

ただ仕事を遂行していくだけでは間に合わない状況だからこそ、いろいろな部分・前提条件などに思考が働き、結果として現状を切り拓く力につながるのではないかと思います。


人を見る力、人と付き合う力

仕事が忙しい時、そこに関わっているメンバーは本音が出やすかったり、行動に思想が現れやすい気がします。

ただただひたむきに働く人、諦めてしまう人、上手くこなす人、リーダーシップを取る人、怒る人…(笑)

行動や発言を注意して見ていると、どんな考えで仕事をしているのかのヒントが詰まっています。

そんなヒントをもとに、その人にはどんな仕事をお願いすれば良いのか、どんなお願いの仕方、話の仕方をすれば良いのかを考えて一緒に仕事をしていくことで、人を見る力、人と付き合う力が向上すると思います。


「仕事は人間が人間のためにやっている」ということを再認識する機会

最後は抽象的な内容なのですが、結局「人間」なんだなということを再認識する機会だなとよく思います。

仕事って会社の歴史の中で、生産性を高めるために様々な手法が確立されていたり、費用対効果を高めるために沢山の分析をしていたり、目標を達成するために売上額やKPIなど目指すべき数字が設定されています。

そんな理論を元に、日々仕事に取り組んでいるわけですが、ついつい手法やルール、数字に目がくらんでしまいます。

そんな時に忙しい中一緒に働いているメンバーとのコミュニケーションを通して、「人間」がやっていることなんだなと実感します。そんなロボットのようには動けないと。感情も感覚も思想もあるなと。上の立場の人が「やれ」といえばやる、そんなものではないですよね。

本当に当たり前のことなんですが、「仕事は人間が人間のためにやっていること」ということを再認識することは非常に大切だなと思います。




以上、自分が思う「仕事の忙しさから学ぶこと」について書いてみました。

まあ激務も悪いことばっかじゃないよね、と。

そう思うことで少しは精神が安定するかもしれません。笑

ただ、冒頭にも書きましたが精神や体を壊してしまっては元も子もありませんので、忙しい時はしっかり自分に向き合うことが大切だとおもいます。本当に無理なもんは無理ですからね。

忙しければ良いというものではないとですが、そんな時が来ても仕事と上手く付き合っていければ良いのではないかと思います。



ご一読ありがとうございます。

それでは。

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