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すぐに答えを知りたがるのは悪い事?

みなさんこんにちは。いまむーです。

「最近の若者はすぐに答えを知りたがる」という言葉、どこかで聞いたことはありませんか?

実際の職場や本、雑誌など様々な場面でよく見聞きするフレーズですが、
なんとなく
「考えることを放棄している」
「他人に頼って楽をしようとしている」なんて印象を抱く人もいるようです。
その結果、「だから成長できないんだ」と結論づける人もいます。

すぐに答えを求めることが良くないとされる理由

良く言われるのが、
すぐに答えを知ろうとする癖がつくと自分で考えを導く力が身につかない
という事です

自身で考えず、答えを他人から得ることが習慣化すると、
物事を掘り下げる力や深く考える力が欠けてしまいます。

短期的な課題解決をする上では
最も効率の良い方法であると言えるかもしれません。
実際、直面する課題の一部は職場の人間や、
インターネット上に解決方法がある場合が多いと思います。
そんな時に、人に聞いたり、インターネットで答えを探すというアプローチはむしろ現代において求められることかもしれません。

しかしながら、自身で試行錯誤し、失敗や反省を通して得られる学びを軽視してしまうと課題解決能力が身につかないうえ、将来的な成長を妨げてしまいます。

また、複数の要因が作用しあって出来た問題では、他人の答えが当てはまらないことや、そもそも答えが存在しないことも多いです。
そんな時に浅い理解で他人の答えを用いてしまうと、良くない結果を引き起こす可能性があります。

なぜ答えを求めてしまうのか

何か新しいことに取り組んだとき、
どう進めていいのか不安になったり、つまずいたりすることがありますよね。
そんなとき、どこかに答えがあるなら、すぐに知りたいと思うのは当然です。

わざわざ時間をかけて悩み続けるより、まずはヒントや答えを参考にして、次のステップに進みたい。そうすることで、自分の理解が深まり、前に進むスピードも上がります。

もちろん、試行錯誤しながら課題解決に取り組むことも大事です。
しかし、それはあらゆる問題に対して、全て自分で解決しなければならないという意味ではありません。
むしろ、誰かの知識や経験を借りて効率よく進めるのも、現代の学び方の一つだと思います。

答えを求めること自体が悪いわけではなく、
その後に自分なりの解釈や理解を深める努力が大事なのです。

そもそも、考えることが嫌いな人はあまりいないと私は思っています。

それでも、考える事を放棄して次々進んでしまい、重要な問題すら他人の答えを用いてしまう、そんな人は少なくないと思います。

現代社会はスピードが求められ、変化が激しい時代です。
その中で、効率よく情報を得て、自分のペースで成長することが求められています。

限られた時間の中で、次々と課題が訪れると、
最も早く課題を解決できる方法を考えて行動してしまうのは、ごく自然なことです。

しかしながら、目まぐるしい変化やスピードに追われて、自身で考えるステップを放棄してしまうと、成長の機会を次々と見逃していきますし、
何より、自分本来の考えを反映させた結果にならず、面白くない結果になりがちです。

すぐに答えを求めることは必ずしも悪いことではありませんが、
思考策押せずに次々と課題をこなすだけでは、長期的にみると勿体ないので、
大事な課題こそ、出来る限り時間を確保して、自身で考えて課題解決に取り組むことも重要です。

以上です。ご一読ありがとうございました。

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