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【就活】会社の雰囲気や色を知る方法について




みなさんこんにちは。はるです。

タイトルの件、就活している多くの方にとって気になることだと思います。

誰しも自分に合った雰囲気の会社に就職したいですよね。

職場の雰囲気が合わないと、他のメンバーとのコミュニケーション等が取りにくくなり、業務にも大きな影響を及ぼしますよね。

個々で進める仕事も少なくないと思いますが、全体を見ればチームで行うものですので、会社内で円滑なコミュニケーションが取れていない場合、成果も出しにくくなると思います。

またそれだけでなく、日々の仕事が大きなストレスになってしまう可能性も否めません。

モチベーション高く、効率よく働くためには自分に合った雰囲気、文化であることは重要です。

ということで、会社の色や個性を知る方法について考えてみます。

1、業界研究

まずは大枠から、ということで業界研究です。もちろん企業によって違いはあるのですが、業界に共通する色や雰囲気というのは必ずあると思います。みなさんも少なからずイメージを持っていますよね?不動産や商社は体育会系だ、とかIT企業は忙しい・最新技術(ベンチャー多い?)、銀行などは法令遵守意識が高く、ルールに厳しい、みたいなものです。

先入観を持ちすぎるのもよくないですが、昔から有名な話だけあって当てはまる企業も少なくないと思います。

2、企業規模・社歴・社員構成など

次に業界から各会社までスコープを狭めてみます。その中で企業規模・社歴・社員構成などのメタ的な情報があります。この情報も業界研究と同様に企業によって違いはあれど、同じ企業規模・社歴・社員構成の会社に共通するイメージがあると思います。

例えば、大企業は計画・調査を綿密に行った上でビジネスを進めることが多くスピードは速くないが成果が安定している、とか、ベンチャー企業は能力主義でモチベーションが高く、成長しやすい、出世しやすいが安定しないし激務?とか、中小企業はものづくりなどで縁の下の力持ち?だいたいの社員のことがわかるので和気藹々?でも待遇は大企業やベンチャーには劣る?等です。

こちらもよく言われる話であり、非常に参考になる情報だと思います。

3、実際に働いている人に聞いてみる

3つ目に「実際に働いている人に聞いてみる」です。これは今までの中で最もその会社の色が出てくると思います。インターネットに掲載されている情報をどれだけ調査しても、結局直接聞いた情報に比べて大きな乖離があると思います。就活ですと、OB・OG訪問などで実際に気になっている会社に訪れて話を聞いたりすると思います。そしてそれが会社の色や雰囲気を知るために最も推奨されている方法なのではないでしょうか?

では答えもわかったところで、会社の色や個性を知るためには実際に働いている人に話を聞いてみましょう!ということなのですが、これにもまだ続きがあります。

実際に話を聞くにしても、そのタイミングや、人によって得られる情報が全然違ってくるからです。例えば、就活生としてOB・OG訪問を行って話を聞いた場合と、就活と全然関係ない場面で話を聞いた場合では同じ質問でも答え方が違ってくるものだと思います。

そのあたりを含めて、その会社はどんな雰囲気、色の会社なのだろうかということを考えた方がより実態に近づけると思います。

ということで、「実際に働いている人に聞いてみる」ことに関してもう少し深めて考えてみたいと思います。

3.1、就活中での対話

まず、就活中での対話についてですね。上記で例にも挙げましたが、OB・OG訪問などのパターンです。この形ではやはり「就活に関する情報」について多くの情報が得られると思います。お互い「就活」という共通認識を持った上で対話が行われるからです。就活中での対話も、上記の1と2に比べると会社の雰囲気や色を感じ取ることができると思います。特に面接での質疑応答を考えるための情報を収集するという目的においては非常に効果的だと思います。(OB・OGの方から当時の就活時の話なども聞けるでしょう)

ただし、就活中での対話の場合「就活」というバイアスがかかっていることに注意が必要です。

例えば、OB・OG訪問の場合は年が近めな若手の社員が担当であることが多いでしょう。年次によっても雰囲気はかなり変わってくると思います。また、「就活」が目的の場合、会社側はやはり自分の会社の良いところをたくさん見せようとします。そのため、モチベーションの高い・エンゲージメントの高い社員が担当者になりがちで、質問に対して良いイメージの回答が返ってきがちになると思います。また、一定の規模以上の会社では地域や部署によって雰囲気がガラッと変わってきます。

そのようなことを念頭においた上で対話すると良いのではないかと思います。

1つ、効果的に雰囲気や色を感じやすいのではないかなという方法を紹介します。単純ですが、その会社の「クセを引き出しやすい内容、聞き方」で質問することです。

いや、当たり前すぎていますよね、すみません。笑

でもこれが意外と聞けてないと思っています。少なくとも、僕自身は面接で聞かれたことは少ないと思います。

具体的にどんなことを聞くのかというと、

例えば、

「もし仮に、私が入社した後にビジネスアイデアを思いついて提案するとしたら、どんなフローになりますか?」

などです。

この回答は

「責任者に相談してアイデアが良ければ二つ返事で、やってみよう、または裁量を渡すからやってみなってなるよ」

「まずは事業計画を作成してマネージャーに相談かな」

「うちはそういうこと言う人があまり多くないからわからないな」

など、会社によって大きく違うと思います。個人の所感ベースに加えて、組織のルールや、やり方で色が出ます。

これを自己分析した結果と照らし合わせていけば、より自分の想像している会社像と実態が近くなるのではないかと思います。

もちろん、もっと良い質問もあると思います。意識してみてはどうでしょうか。

3.2、就活以外での対話

次に就活以外での対話です。こちらは「就活」というバイアスがかからないため、就活での対話に比べてバイアスのかかっていない、よりリアルな話を聞くことができます。また、就活中では聞きにくい会社のマイナス面なども質問しやすいでしょう。そのため、その会社の雰囲気や色をより理解することができると思います。話を聞ける年齢層や立ち位置についても場合によってバラバラで多様だと思います。

こちらは、就活中での対話に比べて得られる情報の質が高いことが多いと思います。場合によってはお酒を飲みながらなどカジュアルな場面もあるでしょう。

ただし、機会の創出が非常に難しいという難点があります。就活以外の場面での窓口を開いている企業は少ないですし、個人的に連絡を取って気になる会社を訪問するのもハードルが高いですよね。そして、1社とアポイントを取るために多くの時間がかかるため、たくさんの会社から話を聞くのは相当大変でしょう。




ここまで、就活と就活以外の場合に分けて「実際に働いている人に聞いてみる」について深めて考えてみましたが、聞く場面や人によって得られる情報は様々であり、内容も一長一短であることがわかります。会社の雰囲気や色を知るためには、できるだけ密にその会社と接していくしかありません。(例えば長期インターンをすればかなりその業界・会社のことはわかりますよね。)

言われてみれば当たり前です。1人2人にその会社のことを聞いたぐらいでは、そんなにその会社のことはわかりません。就活という短い期間で自分に合った雰囲気や色の会社を判断するのは限度があります。

できれば就活しているかどうかという軸ではなく、普段から社会との接点を持ち、その中で様々な業界、規模、年齢、立ち位置の方と対話する機会を作っていくことができれば、自分も会社も納得した上で働くことができる会社と出会えるのではないかと思います。

以上、会社の雰囲気や色を知る方法について考えてみました。

少しでも参考になれば幸いです。

それでは。


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