ガクチカの真相

こんにちは。atteyaaのウッチーです。
今日は就活でよく耳にするガクチカについて書いていきたいと思います。
ガクチカとは、面接でよく聞かれる「学生時代に力を入れたこと」の略で、この数年で「ガクチカ」と略して言われるようになりました。
略語ができて浸透するくらい、就活生や就活においては重要な要素になっているということですね。
ガクチカの誤解
ガクチカと聞いて皆さんはどのようなものをイメージするでしょうか?
「〇〇で入賞した!」とか「全国大会に出場した!」というような輝かしい実績をイメージする人もいるかもしれません。
また、学生のみなさんと会話していると「ガクチカがないのでインターンシップに参加したい」というような発言を聞くこともあります。
ということは、皆さんの中には「ガクチカとは特別な体験」というイメージがあると言えるのかもしれません。
でもガクチカに必要なのはそういった特別な体験なのでしょうか?
企業側は特別な成果を見て、採用を決めているのでしょうか?
答えは”否”です。
もちろん、体験や成果自体は素晴らしいものですし、否定されるものではありません。
ただ、面接などで見ている点はそこではないということです。
体験や成果の大小より、企業が大切にしていること。
それは「あなたがどれだけ自分の頭で考え、行動しているか。そこから何を学び、次の行動につなげているか」ということです。
そして、「その体験や成果にどれだけ主体的に関わっているのか」ということです。
仮に、「サッカーでチームが全国大会出場」という実績があるAさんと、Bさんの2名がいたとします。
Aさんはレギュラーです。
一方でBさんは残念ながらレギュラーではなく、ベンチ外で公式戦に出る機会はありませんでした。
そんな2人は次のように語ります。
・Aさん「小さい頃から身体能力に恵まれていたので、特段努力しなくても結果を出すことができました。」
・Bさん「大学1年生の夏に怪我をして、以降はどれだけ努力してもレギュラーになることはできませんでした。自分にとっては大きな挫折でしたが、プレー以外で自分がチームに貢献できることを考えるようになりました。私はチームのプレーを分析することで貢献しようと考えました。チームには分析班はいなかったですし、昔から分析することが得意だったので、分析をすることでチームをより良く改善していけると考えました。練習のあとに勉強して、チームの分析をして、翌日にチームにフィードバックするということを繰り返していました。すると少しずつ成果が現れはじめました・・・」
どうでしょう?
全国大会に出場したチームのレギュラー。という部分だけを聞くと、BさんよりもAさんに魅力を感じるかもしれません。
でも、チームへの貢献のプロセスを聞くと、Bさんもとても魅力的な人に見えてきましたよね。
そして、このプロセスこそが大切なのです。そのプロセスに、その人の主体性や個性が現れる。
今回はわかりやすいように「全国大会に出場した2人」に登場してもらいましたが、全国大会の出場経験が必要なわけではありません。
学業や研究室・ゼミ活動、課外活動やアルバイトなど、日々の活動に対して主体的に関わりながら自分で考えて行動していく。
そのプロセスがガクチカになるのです。
特別な何かは自分と社会の中にある
自分で考えて行動したプロセスがガクチカになるという話をしました。
そして、そのプロセスにはあなたの個性や強みが現れるはずです。
だからこそ、企業はガクチカを聞いて、そのプロセスもですが、そこで現れる個性や強みが自社に合うかを確認するということをしています(これは私の経験からくるイメージですが、中小企業ほど後者をじっくりと確認している割合が高いです)。
同じガクチカ=プロセスを聞いても企業や人によって解釈が異なったりします。
それは企業や人によって、持っている価値観やコンテクスト(価値観を持つに至った背景)が違うからです。
だからこそ、いろんな企業や人と出会って、フィードバックをもらいながら、自分のプロセスに意味付けをしていくということが大切になってきます。
フィードバックをもらいながら、自分のプロセス、そして強みを磨いていく。
その営みがとても大切であり、それそのものがガクチカになっていくのです。
(中には本当に無視して良いフィードバックもあるので注意しましょうw)
また、なぜこの企業・人は自分のプロセスにこんな意味づけをしてくれるんだろう。その背景にはどんな価値観やコンテクストがあるのだろう。と皆さん自身が考えることも、自分らしくイキイキと働ける会社と出会うという意味でとても大切です。
「社会と繋がりながら、自分と社会を探求していく。」
ここまで書いてきて、そんあガクチカもあっても良いのではないかという気がしてきました。
共感してくれた人は是非、atteyaaでいろんな社会を知ってみてください。