やりたいことはすぐには見つからない。だからこそ、経験と内省を重ねよう
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こんにちは。atteyaaのウッチーです。
やりたいことを見つけるのは簡単なことではありません。しかし、それを焦る必要はありません。さまざまな経験を積み、その都度振り返ることで、自分の関心や価値観が明確になっていくのです。
「自分の本当にやりたいことは何か?」 この問いを持ち続けている大学生も多いのではないでしょうか。
「好きなことを仕事にしよう」とよく言われますが、実際に「これがやりたい!」と確信を持てる人は多くありません。むしろ、大人になっても「自分に向いている仕事は何だろう?」と悩み続ける人も少なくないのが現実です。
私自身、現在は人事の仕事をしていますが、最初から「これが自分のやるべきことだ!」と確信していたわけではありません。さまざまな経験を積む中で、自分にとってやりがいを感じること、成長できる環境とは何かを探求し続けてきました。
経験だけではなく、内省が必要
「やりたいこと」を見つけるには、経験が不可欠です。しかし、経験をするだけでは不十分であり、それをどのように受け止め、意味づけるか——つまり「内省(振り返り)」が欠かせません。
たとえば、「クリエイティブな仕事に興味がある」と思って挑戦したとします。
- 作品を作ること自体が楽しいのか、それともアイデアを出し合うことが好きなのか?
- じっくり一人で作業するのは好きか、それともチームで協力するほうが向いているのか?
- 作る側ではなく、企画やプロデュースのほうが自分に合っているのでは?
こうしたことを振り返らなければ、ただ「やってみたけど違ったな」と終わってしまいます。
自分の心の動きを丁寧に観察し、何が楽しくて、何に違和感を感じたのかを振り返ることで、経験がより意味のあるものになります。
内省を通じて成長の機会を見つける
内省とは、単に過去を思い返すことではありません。自分の行動や感情を観察し、そこから「次にどうしたいのか?」を考えるプロセスです。
- なぜその仕事は楽しくなかったのか?
- なぜ特定の場面ではワクワクしたのか?
- 「大変だ」と思ったことの中に、自分が成長する可能性はあるのか?
こうした問いを持つことで、経験が単なる過去の出来事ではなく、自分の成長につながる貴重な学びへと変わります。
挑戦を続けることで、新しい視点が得られる
何かに挑戦すると、思い通りにいかないこともあるでしょう。 「思ったほど楽しくなかった」「向いていないかもしれない」と感じることもあるかもしれません。
しかし、その段階で諦めるのではなく、もう少し続けてみることも大切です。 「やっぱり違う」と確信を持つには、一定の時間をかける必要があります。
また、続けるうちに新しい気づきが生まれることもあります。最初は難しく感じていた仕事が、ある時点から楽しめるようになることもあります。最初の違和感が、自分の価値観を知る手がかりになることもあります。
だからこそ、「少し続けてみる」「考えながら進む」という姿勢が、経験をより価値あるものにしてくれるのです。
経験+内省=自分だけの答え
やりたいことが見つかるのは、ふとした瞬間かもしれません。誰かとの会話の中かもしれません。しかし、それはさまざまな経験を積み重ね、内省を繰り返してきたからこそ得られるものです。
そして、ただ経験を重ねるのではなく、そこから自分の価値観や興味を見極めることで、自分だけの答えが見えてきます。
焦る必要はありません。やりたいことは、経験を積み、内省を続けることで、少しずつ明確になっていきます。
もし今、「何をしたらいいかわからない」と感じているなら、まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。それが、未来の自分につながる第一歩になります。
未来に向かって一歩踏み出してみたいと感じた人はぜひ、atteyaaの世界を覗いてみてください。