文科省、9月入学の課題整理 入試、就職は「狭き門」に
実質4月から授業が行えていない学校ですが、前々から9月入学についての議論が熱を帯びて来たと思います。
9月入学に対して、文部科学省がまとめた報告では、2021年から9月入学を行った場合、学生数が1.4倍になる試算が出て入りました。また、長期的視点では、2021年入学組のみ、就職活動での倍率が上がるとの見通しが…
9月入学を推奨する動きがある中、一部の私立大学等では9月入学導入に伴い、4月に入ると想定していた入学金や授業料が入らず、手持ち資金が底をつく可能性もあるとのことです。
また、もう一つ大きな問題として、4月入学であろうと、9月入学であろうと、現状の就職活動が今後も維持されるのか?という問題も残りますし、就活で闘う相手が「日本の大学生」ではなく、「世界中にいる同世代」に変わる可能性も十分にあります。