懐古主義か。伝統か?
新型コロナでアーティストのライブやPV、ライブがYouTubeやインスタで楽しめるようになったのは、視聴者からすると嬉しいことですが、レコード会社、レーベル、事務所等の版権管理で商売している人には辛い現実です。
実は、新型コロナ以前から、アーティストが自ら会社を作って、やりたいようにする傾向が出てきています。
以前は、レコード会社やレーベル、事務所に所属しないとプロデビューやCDの販売ができませんでしたが、今では、自宅にいながら音楽配信もプロモーションもできるようになりました。
また、以前はCDを出す代わりに権利をレコード会社に渡したりとある意味自分を犠牲にする必要もありましたが、現在は版権管理を弁護士に、プロモーションは専門家に、PVはクリエイターにと自分の得意分野を持った人が、集まってプロジェクトを組むのが主流になってきています。
昔を懐かしむ懐古主義も良いですが、伝統を守るためには、懐古主義からの脱却も必要です。