非正規社員が97万人減少。休業者も597万人と異常な状態
総務省が２９日発表した４月の労働力調査にて、非正規労働者が97万人減少し、休業者が597万人もいる異常な状態になっていることが判明しました。
時事ドットコム
非正規、最大の減少 強まる雇用先行き懸念―４月の労働力調査：時事ドットコム
総務省が２９日発表した４月の労働力調査では、非正規労働者数が前年同月比９７万人減と、比較可能な２０１４年以降で最大のマイナスとなった。緊急事態宣言で営業自粛を迫られ、飲食店などがパートを減らしているためだ。従業員を解雇せずに休ませている企業も少な...
元々、雇用の調整弁として景気が悪化すると非正規労働者の契約は行わない傾向にありましたが、新型コロナの影響で97万人が非正規社員としての職を失ったことになります。また、企業活動も停止していたことから、597万人が現在休業状態であり、企業が「休業」から「リストラ」に舵を切った際は、失業者が溢れる状態となります。
ちなみに、非正規社員が減少すると、影響を被るのが、非正規職員の派遣等を行う人材会社も軒並み業績が悪化します。また、企業がリストラを行う場合は、企業が再就職支援を人材会社に依頼するため、同じ人材会社でも明暗がつくので、就活で「人材会社」を希望する人は、どこに強みを持った人材会社かを調べる必要があります。
