就活生にエールを出した企業が炎上中
就活サイトを展開する企業の新規キャンペーンが炎上しているようです。
背景には、就活事情はコロナ渦でまだ21年卒が苦戦している中、22年卒のキャンペーンを開始したことで21年卒に対する配慮が足りていないのでは？という事のようです。
企業側としては、
5月時点で21年卒の内定率が例年並の50%を超えていること。
6月1日から政府が定めた就職活動が解禁になったこと。
さらに、就活サイトに掲載を行うクライアント企業に対して、6月1日より掲載を開始することと、他社に先んじてスタートしないと良い人材は取れませんよという営業トークから実施時期延長ができなかったと想定されます。それ故に、22年卒に向けてキャンペーンをする事については致し方ない部分もあると思います。（俗に言う「大人の事情」です）
とはいえ、掲載をしていた企業にも飛び火の可能性もあり、企業の信頼や評判に傷がついてしまったのは、省みる点が多いのではないのかなと思います。
ただ、就活サイトの配慮は足らなかったものの、社会人になればよくある話の一つです。
いくら社内で騒いだとしても、相手企業が利益が無いと判断すれば、契約終了です。
文句を言う前に、文句を言わなくて良いように準備をすること。そうでなければ、未来は何も変わらないのです。
今回の炎上で就活生の皆様に気づいて頂きたい点は、
既存の就職システムは営利目的が過ぎている。そして、気がつかない内に、その駒として利用されているということです。未来ある皆さんには、こういった問題から既存の妙な仕組みに疑問を持っていただき、逆に利用して欲しいと思います。
