JOB型はJDの定義が超大事!
JOB型。JOB型。と最近、JOB型というキーワードを耳にする機会が多いと思います。
では、これまでの働き方とJOB型の違いはなんでしょうか?
簡単にJOB型を説明すると、成果主義になります。
ただ、大切なのは、成果をどこで定義するか。
その上で、JD(Job Description)をきっちりと定義する必要があります。
JDは、職務記述書で、評価が始まる前に、上司や会社と共に、自らの職務を明確化し、その職務をどの程度達成出来たかを評価時の対象とすることです。ですので、職務記述書の内容が曖昧だと、評価する際も曖昧になるケースが多くあります。
また、評価される点はJDに記入された事のみとなるので、JDに記載されていない点でどれだけ貢献しても評価からは外れてしまいます。
(極端な話をすると、JDに記載されていない仕事はしなくて良いという事にもなります)
就活において、「全体が良くなるように働きたい」という人は、JOB型を導入している企業では成果を出しづらくなるので、これまでの日本型雇用を人事制度にしている会社の方が評価される傾向になると思います。また、「視界が狭くなりがちな人」は、JOB型の方が成果を出せるようになるかもしれません。
いずれにしても、今後は同じ企業で退職するまで働く時代ではないので、自分の性格を理解した上で、全体を良くしたいのであれば、日本型雇用を続ける企業で全体最適を行う仕事をし、専門性が出来たら、専門性を活かせるJOB型雇用の会社に転職するなどの対応をとるのが良いかと思います。