【WEB面接】ラッキー、カンペ見れるじゃん♪はホントにラッキーなのか
こんにちは、atteyaaのウッチーです。もう2020年も終わろうとしています。
2020年はコロナによって私達の行動様式が強制的に変化した1年でもありました。
就活に目を向けてみるとWEB面接の定着も大きな変化の一つです。
WEB面接は対面での面接と違って、移動はしなくていいし、場所も関係ないし、いろんな人や会社と会えるしで、学生・企業の双方にとってメリットも多く、コロナが落ち着いても定番化していくんでしょうね。
私も採用担当として日々WEBで面接を実施していますが、上記の理由からWEB面接というのは非常にありがたい存在です。
「WEBならカンペ見れるじゃん!」
「面接はWEBで実施します!」と聞くと就活生のみなさんの中にはカンペを用意している人もいるのではないでしょうか。
まず最初にお伝えしておくと、カンペを見て話している人はだいたいわかります(笑)
カンペを見ているのがわかると、大半の面接官はその時点で萎えます(笑)
下手すりゃカンペを見ているのがわかった時点で不合格にする企業もいるのではないでしょうか。
じゃあどうすれば良いのか。答えは簡単です。
カンペを見なければいい!!!
はい、シンプルな答えですね。Simple is best です。
では逆になぜカンペを見てしまうのでしょうか。
「前もって考えた自己アピールや企業研究の成果をしっかり伝えたい」
そんな気持ちが皆さんをカンペへと突き進めるのではないでしょうか。
もちろん自己分析など事前の準備は大切です。
一方で忘れてはいけないのは、
面接とはライブだということ。
ライブとは「生放送・生演奏」という意味です。
生放送と録画の違いは、後者は事前に準備したものしか伝えられないのに対し、前者はその場で臨機応変にアドリブを織り交ぜることができることです。
そして、このアドリブにこそ素が出やすいんです。
なので面接官は「面接=ライブ」で、学生の皆さんの「アドリブ=素」を引き出そうとします。
面接官は学生の素を見て、一緒に自社の理念を実現していける仲間になってもらえるか。自社のカルチャーにフィットするかを判断したいのです。
なのにもし、「台本=事前に用意したセリフ」での回答しかなかったら・・・
カンペに書かれたことしか言ってこないとしたら・・・
「アドリブがない=学生の素が見えなかった」ということになってしまい、
面接の結果としては残念なものとなってしまいます。
アドリブを出すときに大切なこと
それは自分の言葉で話す。ということです。
使い慣れていない言葉で話しても、自分の思いが乗っかりにくいですからね。思いが乗っかっていない言葉というのは相手に伝わらないものなのです。
企業の理念のどんなところに共感しているのか。それはなぜなのか。
そこに対して自分はどんな強みを発揮できるのか。
そんなことをカンペに頼らずに自分の言葉で伝えられるように、しっかりと咀嚼して自己理解をしておく。
そんな準備をライブ前にしてみてはどうでしょうか。