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こんな質問をしてみよう(part③)

こんにちは、atteyaaの まつい です。

こんな質問をしてみようシリーズ
part①、②とやってきまして
本当にそんな質問をしていいのか?
とか物議を醸しつつも、今回が最終回です。

今回こそ、使える質問をお伝えします。

えっ?今までのは何だったのかって?

もちろん、本質的な質問をご紹介してきたつもりですから、
今までのも使えますし、使って欲しいです。

ただ、本日の質問が1番カジュアルで汎用的かもしれません。

これまでにご紹介したのは以下の2つです。

①「就活をやり直せたら、どの会社に入りたいですか?」

うん。あらためて見ると、これは良いですね。
何かしら面接官のスイッチが入るでしょうね。

②「私は御社から内定がもらえるでしょうか?」

攻めてますね〜ww

最初は「はぁ?」って思われるかもですが
聞けたら聞いてみると良いと思いますよ。

どちらにも共通していることは

  • 面接官にも考えてもらう(考えさせる)
  • そのため、表面的な会話にならない
  • お互い(会社もしくは面接官と学生)を深く知るきっかけになる

という質問です。

それを意図してるわけではありませんが、
良い質問は結果的にそうなります。

①は、その面接官の人柄や職業感、
そしてその人のこれまでのキャリアから会社の課題まで
多岐にわたる情報に触れることになります。

場合によっては企業の枠を超えた、
社会全体に対する示唆を得ることもあるでしょう.

②は、先にこちらから本音をぶつけることで
相手(会社や面接官)の本音を引き出すという手法ですね。

使い方やタイミングを間違うと
こちらが大きなダメージを受けちゃう可能性がありますし、
少し度胸も必要ですが、しっかり向き合ってもらえる可能性は高いです。

どちらも絶対に会話が弾みます。

以上の流れを経まして、最後の質問はこれです。

●●さんが上司なら、
私はどんな貢献をすると思いますか?
もしくは、私をどう使いたいですか?

これです。

うん、とても良い質問です。
個人的には最強説あります。

私の良い点、悪い点を聞いてみるという質問もありだとは思いますが、
実はそれって答える方も聞く方も簡単です。

だって学生さんだって20年は生きてるわけですから
良いフィードバックも悪いフィードバックもだいたい知ってるんですよ。

そう。面接官が見抜くような学生の特性は
はるか昔から学生は知っているということです。(T_T)

一方で、上記の質問はあまりにも具体的であるが故に

面接官は否応にも考えます。

  • この子はどんな活躍をするのだろう?
  • 自分が上司ならどんな期待をするだろうか?

直接的な評価ではなく、間接的な評価ではあるものの
回答からもらえる学びや示唆はその比ではありません。

そしてそれこそ、学生が知らないことです。
自分の特性(キャラ)は何となく知っているけど

それが仕事でどう活かせるかイメージが沸かない。

学生の悩みはそういうケースがほとんどです。

だからこそ、早期離職が発生したり、
社会とのギャップに悩んだりするわけです。

面接とは、情報の非対称性を解消する試みです。

この情報の非対称はビジネスにおいても常に課題でもあります。

自分たちや自分たちのサービスの良さは
思ったほど十分に顧客に伝わりませんし、
逆に、自分たちの課題やニーズをサービスを提供してくれる側の方々は
おそらく期待するよりも遥かに理解できていません。

これを解消するためにコミュニケーションを取り、
プレゼンテーションをし、マーケティングを打ち、
様々な施策を講ずるわけです。

そして、こと面接において言えば、
この情報の非対称性が解消するときは
得てして自分が気づいてなかったことを相手に気付かされることが多いのです。

●●さんが上司なら、
私はどんな貢献をすると思いますか?
もしくは、私をどう使いたいですか?

この質問のあとに続く会話のキャッチボールは数えるほどかもしれません。

でも、この回答に向き合えば相手に自分のことを知ってもらうことに加えて
自分自身の再発見が起こることは間違いありません。

ぜひ、使ってみて下さい。

読んでくれてありがとうございます。

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