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この質問をしてみよう(part①)

面接って難しいですよね。
相手があったのことですし、
その時々で最適な振る舞いや、回答も変わるんでしょうね。

自分らしさを見せつつ、
その場に相応しい会話をし、
相手からしっかりと情報を受け取る。

一つの文章で表現するとこんな感じでしょうか。

決して、
「よりよく見せる」ことが正解ではないので
そこには注意が必要かなと思います。

学生が話す内容として多いのは、

  • ガクチカ(学生時代力をいれたこと)
  • 志望動機

このあたりですよね。
これ、半ばテンプレ化してますが、
自分を相手に伝える上では有効なので
しっかり自分らしさを伝えれるように工夫しましょうね。

で、問題は面接官(=企業)への質問です。

「何か質問はありませんか?」

って絶対に聞かれますよね?
これ、けっこう性格とセンスが出ますね。

企業からすると、以下の質問をされるとやや興ざめです。

  • 説明会で話した内容を聞かれる
  • ホームページに掲載している内容を聞かれる

まあ、基本的に好きなことを聞けばよいのですが、
面接官(=企業)に質問をする目的は、
相手から情報を収集することです。

この場合の情報は、別にその企業だけに限る必要はありません。
せっかくの社会人との接点です。

社会を知りたいという純粋な動機、目的を持ってすれば
自ずとその質問はその場において相応しい質問として受け入れられ
本当に必要な情報が入手できるはずです。

ということで、
このシリーズでは、
本当の意味で役に立つ、
武器となる質問をいくつか考え、
紹介していきたいと思います。

3回の連載物の予定です。

とはいえ、
冒頭に記載したとおり面接は相手があってのこと、
そしてその場に相応しい会話が求められます。

使用する際は自己責任でお願いしますね。(笑)

今回紹介したいのは以下の質問です。

「就活をやり直せたら、どの会社に入りたいですか?」

これ、
すごい質問です。

ぜひ聞いてみて欲しい。

聞かれると、担当者はめっちゃ困ります。
なぜか?

答えるのが、すごい難しいからです。

でも、現状に不満のある担当者は
比較的すぐに答えるかもしれません。

きっと、今の課題(不満)を解消する会社を
すでにリストアップしてるんでしょうね。

でも、そうじゃない場合はかなり大変な作業です。
社会人になると色んな事が見えてくるんです。

ほぼすべての会社、業界、職種に
良い面(魅力)、悪い面(欠点)があることが分かっています。
その上で、清濁併せ呑むぐらいの感覚でないと決められないんです。

すぐ答えてくれる方には、
その会社と今の会社の違いを聞いてみましょう。
するとどうでしょう。
その担当者は知らず知らずのうちに

  • 会社の課題
  • 自分の課題(その方の恥ずかしい部分を大いに含む)

をさらけ出すことになるでしょう。(笑)
それはそれでしめたモノです。

悩んで時間がかかった方、
もしくは悩んだ末に答えが出なかった方には、
なぜそこまで悩んだのかを聞いてみましょう。

きっと一言で表現することはできないでしょう。
でも、おそらくすごく真摯に答えてくれるはずです。

うまくいけばその方の視野を通して社会を見ることができます。

あらためて、どこに就職したいか?
という問いは

  • なぜ今の会社にいるのか?
  • なぜこの仕事をしているのか?
  • 本当にそれで満足なのか
  • 本当にしたいことは何なのか?

という根源的な問いなんですね。
就活をする上でとても大事なものも含めて
そこには様々な示唆に富む情報があるはずです。

そしてこの質問、きっと盛り上がります。

大事なことを分かち合った、
そんな感覚が双方に生まれる可能性もあります。

答えてくれない担当者もいるかもしれませんが
私ならそんな会社には行かないので気にしません。(笑)

「就活をやり直せたら、どの会社に入りたいですか?」

もしよければ、自己責任で試してみて下さい。

読んでくれてありがとう。

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