新卒って、情報の非対称性だよねという話
こんにちはatteyaaのマツイです。
今、atteyaaは甲南大学経営学部北居ゼミと共同研究を実施しています。
(プレスリリース出してます。↓こちらです!)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000056365.html
いいですよね、甲南大学ぅ〜!!
関西以外での知名度はそこまで高くないかもしれませんが
関西、特に阪神エリアでは名の通った名門大学です。
全然脱線しちゃうんですけど、
日本を代表する酒どころ「灘五郷」、
ここの酒造の代表には甲南大学出身が多いようです。
出身大学が同じである酒造の経営者たちが
日本の酒の聖地を守り育て、
そのネットワークを形成している。
そう考えるとある種バンカラ的にも感じます。
実際の甲南大学はそんな硬派なイメージはないので不思議なものです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%98%E4%BA%94%E9%83%B7
引用:Wikipedia
ああ、剣菱が飲みたい。
いや、菊正宗でもいい。
とにかく灘の酒が飲みたい。
・・・、脱線が過ぎました。
で、その甲南大学さんと何をやっているかというと
学生が在学中にインプットする情報(すなわち学ぶ情報)、
この質が変わり
その頻度が上がれば
就活での行動変容に繋がるのか?
そんなことを検証しています。
就職活動における学生の行動様式は
- 盲目的に知名度優先
- 根拠のない安定思考
- とりあえず福利厚生重視
という風にほぼほぼ一様です。
(例外の学生もたくさんいますけどね)
でもどうでしょうか?
そうやって会社を選んだ多くの人が早々に会社を辞めて
- ビジョン
- やりがい
- 社風
- 社会的意義
総じて会社とのフィット感みたいなことを意識し
新卒就職活動のときとはまったく違う価値観をもって
転職活動という市場に再び飛び出すのです。
日本の7不思議のうちの一つです。(個人的にはww)
でも、そんな学生さんたちに、
学生時代のうちから社会や企業、
そしてそこに関わる様々な人たちとのリアルな接点
そんな生な機会を提供し、
その機会を日常化にすれば(頻度を増やせば)
社会に出てからの気づきを前倒しで獲得きるのではないの?
なんて考えたのです。
はてさてどうなるでしょうか。
結果は来年1月には出るのですが、とても楽しみです。
日本の7不思議だなんて言ったんですが
これって仕方のないことだろうなとも思うわけです。
情報の非対称性という言葉があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%81%AE%E9%9D%9E%E5%AF%BE%E7%A7%B0%E6%80%A7
引用:Wikipedia
売り手と買い手の情報が非対称であって
そのせいで公正な取引が行えないことを言います。
中古車の取引なんかが分かりやすいです。
売り手は当然その中古車がどういう状態か、
良いのか、悪いのか、中身を知っているわけです。
でも、買い手はそれを知る術がありません。
値段を見て、車種を見て、走行距離や外観、内装を見て、
「どうなんですか?」と聞いても、
「見てのとおり良いモノですよ」と言われればそれまでで
買うまでは、いや買ってからも分からない、そんな可能性があるのです。
なので本当に良い中古車は市場には出てこない
なんて言われています。
学生さんの新卒就活もそんな感じですよね。
社会人サイドがいろんな有益な情報を提供しても
学生にその価値は伝わらない。
- 盲目的に知名度優先
- 根拠のない安定思考
- とりあえず福利厚生重視
バカの一つ覚えのように、結局これ。
この場合の非対称は売り手が中古車の大事な情報を提示しているのに
結局買い手はその価値が分からないから値段と見た目で購入する。
そんな感じに近いですかね。
まあ、かくいう私もそう(バカ)でして
親や諸先輩方に色々とアドバイスいただきましたが
その時の自分にはその情報の価値が分かっていませんでした。
若者よ、私にみたいにならないでね!!ww
実際、甲南大学経営学部の北居ゼミにお邪魔して
学生さんと授業をご一緒したのですが
その授業の有益さというか、面白さというか、
驚くほど意義があって本当に驚いたんです。
諸事情で寝不足での参加だったのですが
もう刺激的すぎて頭が冴えまくりで
夢中で授業を聞いちゃいました。
でも、
学生の反応はすっごい凪、
シ〜ンです。ww
このギャップが答えだなと。
そんなことを思いました。
情報の非対称性、これを解消する努力
我々だけでなく、
学生(若者)も意識することができれば
日本の大学の授業や、
その後の就活も変わるような気がするのです。
atteyaaは微力ながらそんな社会変革に取り組みたいと思っています。
一歩一歩実績を上げ、
少しずつ変化の兆しを生んでいきたいです。
読んでくれてありがとうございます。