ハブとマングースから学ぶことⅡ
こんにちは、atteyaaのマツイです。
今日はハブとマングースを例にキャリアの話をしたいと思います。
なぜハブとマングースか?
実は、以下のようなブログを会社の公式ウェブサイトに書いたんです。
2019年ですね。
ハブとマングースから学ぶこと
https://www.kkctl.co.jp/archives/2010
企業の公式ブログとは思えないゆるめのタイトルですが
これがけっこう読まれているようで
Googleで「ハブとマングース」ってググると
なんとトップページに弊社のウェブサイトが表示されるんです。ww
うちの会社、IT企業ですよ。
マウスとキーボードは駆使しますが
ハブとマングースとはまったくもって無縁です!!
この「ハブとマングースから学ぶこと」というブログですが
以下のような内容でして、
- ハブによる被害が多い琉球や奄美諸島
- そのハブより強いマングースがいるらしいと
- ハブを退治するためにインドから呼ばれたマングース
- でも呼ばれたマングースはハブと戦うことはなく
- マングースは他の在来種を捕食して大繁殖
- 今はマングースが邪魔者扱いになっている
- これってモチベーション論とか企業文化とか
- その学びにできるんじゃない?って話です。
マングースはたしかにハブより強いかもしれない
でも、ハブも弱くはない
マングースにハブと戦うモチベーションはあるのか?
ってこと
しかもマングースは昼行性でハブは夜行性。
そもそも異文化!まったく出会わない!
組織でもそうですよね?
その仕事の目的と意義がちゃんとあって
それに自分の強みがどう生かされるのか?
ここが伝わっていたり、何かしら明示的でないと
優秀な人材も呼応しません。
文化や風土もそうです。
仕事の適性はあっても
その組織に馴染むのか?
VisionやMissionに共感できるのか?
これがすごく大事です。
マングースは昼に行動したいのに
夜のハブと戦え!って言われても・・・
ですよね。
まじそのMissionキツイっす!(T_T)
です。
というような、
ハブとマングースの歴史を知って
仕事の異動や配置転換の難しさを知ろう。
そんなブログでした。
ハブとマングースでググってたどり着いた人、ごめんなさい。
もし興味ある方はそちらのブログも読んでみて下さい。
ハブとマングースから学ぶこと
https://www.kkctl.co.jp/archives/2010
でも、たとえ期待した内容と違っている可能性が高いとはいえ
少しでも読まれている(見られている)のだとしたら
やっぱり嬉しいですよね!
ということで
今日はハブとマングースから更に学びを深めたいと思います。
ハブを倒すことを期待され
遠い国からやって来たマングース
そんな彼らも
できればハブと戦いたくないし
昼行性だし(夜は苦手)
じゃあ、どうすれば未来は変わったのか?
【マングースが寝ているハブを探して寝込みを襲う。】
これはこれでありなんでしょうけど、
結局マングースが繁殖しちゃう未来は変わりませんね。
そうなると人間にターゲットにされ、駆逐されます。
【マングースが目をこすりながら夜な夜なハブに戦いを挑む】
これは面白そうですが、お互いが疲弊して双方が絶命とか
そんなこともありそうで、喜ぶのは人間だけです。
この2つは環境に過度に「適応」し過ぎているが故に
マングースには何のメリットもありません。
過度な「適応」にメリットはない。
これ大事なポイントです。
【マングースは人里に近いハブとだけ戦った】
これどうでしょう?半ばパトロール的に
人里に近い藪で寝ているハブを狙って
威嚇のパトロールを続ける
ときには戦って勝敗がつくこともあるでしょう。
でも目的は殲滅ではなくって
マングースが主体的に人里を動き回ることで
人とハブの境界を敷くこと。
すると棲み分けができ、ハブはハブで次の環境での進化、
マングースも人里に最適化し人と共存するための進化、
そんなことが起こるのではないでしょうか。
過度に「適応」するとその種の強みが失われます。
そうではなく、「知的に抗う」こと
それが「進化」に繋がる。
私はそう思うのです。
これは仕事や、もっと広い意味でキャリアでも同様です。
その場や環境に過度に「適応」することは
自分本来の「強み」が「弱み」に化けます。
結果、その仕事はうまくいかず、疲弊し、
これって誰得?ってことになるのです。
「知的に抗う」
これが強みを活かして進化するためのキーワードです。
ハブとマングースからまた学ばせていただきました。ww
読んでくれてありがとうございます。