感性を磨くことで広がる仕事の可能性
みなさんこんにちは。いまむーです。
みなさんは日ごろ、芸術に触れる機会はどのくらいあるでしょうか?
絵画やアート、写真のような視覚芸術
演劇やダンスのような演劇芸術
小説のような文学芸術など、芸術にも種類は様々です。
もっと身近なものだと、音楽やドラマ、映画、料理だって芸術の一つです。
しかし、これらに含まれるすべてが芸術かというとそうではないかもしれません。
例えば、普段料理を全然しない私が作ったご飯と焼き魚とみそ汁が芸術かというと、そんなわけはないと思います。
しかし、日本食の文化を知らない海外の方が見たら、1億人に1人くらいは芸術だと感じるかもしれません。
多くの人が認める芸術は客観的な側面を持ちますが、主観的な評価や判断による側面も持ちます。
芸術の形も、尺度も千差万別で世の中にあふれていますね。
芸術は感性を磨く事が出来ると言われていますが、
この「感性」は仕事の中でも活きてくるものです。
例えば美術館で名画を鑑賞すると、
細かな筆遣いの妙であったり、色の重なりなど心を揺さぶられることがあると思います。芸術には言葉で表し難い”何か”があると思います。
このような、心が動く経験や、”何か”を感じ取れる感性、そして様々な芸術表現に触れる経験が仕事にもつながってきます。
デザインの仕事なら一目瞭然ですが、他の仕事でも同様のことが言えます。企画書やプレゼン資料の作成では文章力とビジュアルが問われ、
営業では本質をつかみ要領よく話す話術や、相手のことを観察し心を動かす力が大切になってきます。
これらは、いずれも感性が関係してきます。
いわゆる「センス」みたいなものですね。
定量的に測れるものではないので、意識的に磨くのは難しいですが、
「あの服おしゃれだよね」
「あのドラマ面白いよね」
誰しもが、生きている中で無意識のうちに感性を磨いていきます。
感性とは単なる主観ではないので、客観性や論理性を伴い、総合的な判断力になります。物事の本質を捉える感性は、新しい創造や革新につながる力強い原動力になります。
この客観性を知ることも感性を磨くうえで大事ですね。
例えば、数人で美術館にいくと、見る人によって受け取り方が違うことに気づきます。同じ作品でも、その人の価値観や背景知識で解釈が変わってくる。これと同じように、実際の仕事でも人によって物事の捉え方は異なります。
仕事に直接的なスキルは身につかなくても、間接的に大きな影響を与えてくれるはずです。
皆さんも是非、機会があれば芸術に触れてみてください。きっと新しい気づきが得られて、仕事や日常にプラスの影響が出るはずです。
では。ご一読ありがとうございました。