コロナ禍が原因!?内定式掛け持ち問題を考える
こんにちは。今年も早いもので10月を迎えました。
毎年10月1日には多くの企業で「内定式」が実施されますが、 今年は特にニュースなどで耳にする機会が多かったなと感じています。
その中で、今年よく耳にするワードがありました。 それは・・・
「内定式の掛け持ち」
ニュースによると、複数社の内定を承諾している就活生が約25%存在しているとか。
複数社の内定を承諾する理由は想像するに次の2つが主ではないでしょうか。
理由①:コロナでの業績悪化による内定取り消しが不安
理由②:就職先が本当に自分に合っているか不安
それぞれの理由について考察していきます。
①コロナでの業績悪化による内定取り消しが不安
これは確かに不安かもしれませんね。 学生からすると、売り手市場に魔を刺したにっくきコロナ。といった感じでしょうか。
ではコロナがなければ、一抹の不安もなく、内定承諾先を一社に絞れたでしょうか?
きっとそうではないはずです。それには理由②が関係しています。
②就職先が本当に自分に合っているか不安
これ、実はコロナに関係なく存在する不安ですよね。
学生は「就活」という限られた時間の中で様々なことをしなくてはいけません。
短い期間の間に自分を見つめ直し、企業と出会い、選考を受け、時に選考に落ち、自分らしさを見失い、迷走した中で就活を続ける。
そして、一社あたり数回、数時間のコミュニケーション。そこで得たなんとなくのイメージの中で内定承諾先を一社に絞る。 3年後には3割の若者たちが会社を後にする・・・。
不安を軽くするために必要なもの
では不安解消の助けとなるものはあるのでしょうか?
私が思うに、それは自らの「強み」です。
学生の皆さんの多くはきっと、就活の中で自分が見出した強みに自信がないんだと私は感じています。
そして、そのあやふやな強みを評価されて内定をもらってしまった。
これが不安の源泉ではないでしょうか。
そんな不安を取り除くために、まずは「強みとは何か」を知ることから初めてみてはいかがでしょうか。
ということで、これから社会にでる学生の皆さんには、自分の強み、自分らしさを忘れずに頑張ってもらいたいものです。