仕事で使う「論理的思考力」とは?
みなさんこんにちは。はるです。
突然ですが問題です。
A社、B社、C社があります。
A社はB社と取引があり、B社はC社と取引があります。
A社は外資系企業で、C社は日系企業です。
この状況の場合、「外資系企業と日系企業は取引がある」は言えますか?
いきなり変な問題を出題してすみません。笑
論理的思考を使うなぞなぞみたいなもので、あまり深く考えないでください。
さて、タイトルにある「論理的思考力」ですが、「コミュニケーション能力」と並んでよく仕事をする上で大切だと言われますよね。
論理的思考とは、「物事を体系的に整理し、矛盾や飛躍のない筋道を立てる思考法」だそうで、自分も就活をしていた時に「自分のつよみは論理的思考力です」、みたいなことを言っていました(今思えば別に強みではないと思います笑)
言っていたのはいいんですが、「仕事で大切」と言われるから言っていたのであって、どんな場面で必要なのかというのは全くイメージすることなく話していた記憶があります。
そして時が流れ・・
6年半ほど会社で働いたことで、「論理的思考」を使うことで仕事をうまくやれる場面に気づくことがあったのでそれを共有できたらと思います。
●システム開発業務
まずは、一番わかりやすいところから・・
自分の会社はIT企業ですが、よくIT業界であるとか、プログラミングをするには「論理的思考」が必要と言われますね。
これは、その通りだと思います。そもそもシステムは論理が破綻していると動きません。
また、「Aを作った後でなければBの開発は進められない」など物事を整理し順序立てていなければ効率的な仕事ができなかったり、「こういう状況の場合はこの処理を実行する」といったあらゆる状況を想定して設計できていなければ予期せぬエラーを生んだり、思ったようにシステムが動作しなかったりします。
●ステークホルダーとのコミュニケーション
次にコミュニケーションが必要な場面です。日常の上司やチームメンバーとの会話から、プレゼンテーション、営業時など様々な場面で使います。この時多くの場合で「話の説得力を増す」ために使うと思います。「なんとなくAだと思う」より「〜だからAだと思う」という感じです。自分の考えを理解してほしい時、意見を通したい時に論理的思考を使って話す内容を整理し順序立てておくと、うまくいくことが多いのではないでしょうか。
●自分の頭の整理
仕事では物事が複雑に絡み合っている場面や、前例がなく何もわからない場面などが多く、論理的思考を使って状況を整理し筋道を立てることで状況が見やすくなる場面が多々ある印象です。自分がよく使う具体的な方法は、登場するものの書き出しと場合分けです。Aがある場合、Aがない場合、AもBもある場合、Cだけある場合、全てある場合、何もない場合・・など考えられる分岐を整理し、それぞれ結果がどうなるのか考えたりします。たくさんの選択肢が考えられる場合に状況に合ったものを選びやすくなる印象です。
今回は普段の仕事で使っている「論理的思考」について振り返り、共有してみました。
会話の中で瞬時にできるような人もいますよね。すごいなと思いますがこれも普段から頭を使って速度や精度をあげていく上でできるようになっていくのでしょうか・・
「よくわからないこと」に遭遇したら諦めずに頭鍛えていきたいと思います。
それでは。