新入社員だからこそ出来る貢献
みなさんこんにちは。いまむーです。
もうすぐ新社会人の季節ですね。
新入社員の方は、新しい環境に飛び込むことになるので
緊張や不安、期待や新しい挑戦への意欲など様々な感情を抱いていると思います。
一般的な企業には
入社3年目までのいわゆる「若手」とされる社員や
4年目以降の「中堅」社員、そして「ベテラン」社員
また、それに加えて「係長」や「課長」、「部長」そして「役員」など様々な年代や役職を持ったメンバーが入り混じっていますが、
その中でも「新入社員」というのは、少し特別な存在という印象があります。
そこで今回は、新入社員を取り巻く環境や、新入社員の特性を考えつつ、
新入社員ができる貢献について考えていけたらと思います。
新入社員をとりまく環境
新入社員は周りからどのような感情を向けられることが多いでしょうか。
冒頭で新入社員は「少し特別な存在」という風に言いましたが、私がそう思う理由はいくつかあります。
一つ目の理由として
これから一緒に働く仲間が、どのようなバックグラウンドを持っていて、
どのような性格なのか、どのような想いを持っているのか、どのような仕事が向いていそうなのか。
理由は様々ですが、新しく組織に加わるメンバに対して新入社員に対して興味を持っている人は多いという事です。
なので当たり前ですが、
先輩社員達は自分に対して「興味を持っている」ということを認識しておくことは大事だと思います。
「自分を知ってもらう」というのは入社したての頃の重大なミッションになるので、出来るだけ素をだしていけると、新入社員にとっても先輩社員にとっても良い結果が生まれやすくなります。
二つ目の理由として、これは社会人というよりは人間本来の欲求に近いですが、新入社員に関わらず後輩をかわいがりたいと思う人は多いということです。
その社員から他の社員へのつながりが生まれたり、アドバイスをもらいやすくなったりといった良い効果もありますが、必ずしも良い結果を生むとは限りません。
関係性が近くなるとともに緊張感がなくなりすぎたり、頼りすぎてしまったりといった状況が起こりやすくなります。
新しい組織へなじむことももちろん大事ですが、自身の成長を考えると、依存しすぎないように意識することも大事になってきます。
上記のような周囲の状況について
特に自己開示が苦手な人や周囲に気を使いすぎてしまいがちな人ほど、周囲から関心を持たれていることを意識しておくと、少しコミュニケーションが楽になると思います。
新入社員だからできる貢献
社会人になると、打ち合わせや、商談。取引先の応対など、学生時代には経験しにくいことも当たり前のように経験していくようになります。
私が新入社員の頃は、人見知りも相まって事あるごとにガチガチに緊張していました。
特にベテラン社員がごろごろいるような打ち合わせは心底苦手で、知識も経験も浅い自身の発言に価値があるとは思えず、会議を通してまったく発言しないこともざらでした。
もちろん会議には種類があるので、合意形成を図るための会議など発言する必要がないような場合も全然ありますし、
そもそも経験を積ませるために参加させてもらっている場合はそれでもいいかもしれません。
ただ闇雲に発言すればいいというわけでもありませんが、会議などに出席してもずっと発言しないことが続くのであれば、参加している意味はどんどんなくなっていきます。
しかし、会議によっては自身にとっては価値がないと思える意見でも価値を発揮する場合があります。
それが、ブレインストーミングのようなアイデアが求められる会議です。
私の経験上でも新入社員の意見を聞きたいと思うシーンは結構多いです。
では、なぜアイデアが求められる会議での発言が価値を発揮するのか。
それは新入社員が持つ特性が関係してきます。
ベテラン社員や中堅社員はその会社の社風や文化に適応しており、社会人としてのマインドが出来てくるため、学生時代のマインドはほぼほぼ失われています。
それに対し、社会や会社の文化を理解していっている段階の新入社員は、学生時代のマインドに近いと言えます。
そのため、同じテーマでも出てくるアイデアが大きく違ってきます。
特に採用に関するアイデアや社内の研修や制度に関する意見、最近のトレンドに関するような意見が求められるような場では価値が高いです。
上記のようなケースはあくまでも一例ですが、
他の場面でも新入社員だからこそ持っている価値は必ずあるので、
「どうすればその場で一番貢献できそうか」
を自分なりに考えて、遠慮せずに発言したり行動することは大事です。
以上です。ご一読ありがとうございました。