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就活に限らず、自己理解を!

【この文章の要約】

・ 話題の書籍「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる
  あなたの知らないあなたの強み」を読んでみた

・ 就活の準備として「自分の強み」を理解することで就活しやすくなる

こんにちは。atteyaaを外部から参加させて頂きつつ、
中小企業やスタートアップ、地方行政のマーケティングの
お手伝いを商いにしているAKIと申します。

今回、atteyaaで執筆の機会を頂きまして、
何をテーマに記事を書こうかと悩んでいる中、
「宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み」
という本に出会いまして、
文頭に書かれていた「自己理解が人生の基盤」という点を
これから就活を始める22年卒の方に知って頂きたいと思い、
この本のメッセージである「自分の強みを知る」について
書かせて頂こうと思います。

「強み」って何と思ったら読んでみてください。

役職の有無に関わらず、これまで上司を持つことは勿論のこと、
部下を持つことも多々ありました。
部下をもつことで、会社から求められることは、大きく分けると2つで、

一点目は、部下の成長をサポートすること
二点目は、部下と自分のチームで会社の利益を最大化させること

この2点だと思います。
部下の成長が滞れば、上司に叱責を受けますし、
チームとしての成果がいまいちだと、マネージャーとしての素質を疑われ、
場合によっては降格(減給)というペナルティも受けます。
恐らく、
世の中の多くの管理職がこの悩みを持っていると思います。

実際は会議室に呼び出されて怒られます。そして、凹みます。

今回紹介した本を購入している人が
30代〜40代に多いのも納得できますし、
部下を指導する立場の上司自身が「自分の強み」を理解し、
「部下の強み」を把握した上で、
「自分の弱み」を「部下の強み」でカバー出来る
チームを作りたいと思っているんだと思います。

お恥ずかしながら、
この書籍で使われていた「FFS理論」は知りませんでしたが、
多くの人がこのような診断を受けることで、統計学的な視点から、
同じ属性の人を一つにまとめ、グループ化する手法は
マーケティングでも使われます。

グルーピングすることで、同じ属性の人の特徴がわかりやすくなります。

今回の書籍では、診断を受けた後に、

・凝縮性因子
・需要性因子
・弁別性因子
・拡散性因子
・保全性因子

上記5つの因子に分けて、これらの因子の相関性から
自分の「強み」が何かを理解するというものです。
(書籍では、簡易診断も出来ます)

これらの分析方法や相関性については、書籍に譲るとして、
この書籍が最も伝えたいことは、
「自己理解が人生の基盤」ということだと思います。

特に、就活においては、
何よりも先に「自己理解」をするために
時間を費やした方が良い
かと思います。

筆者の場合は、ホワイボードに書き出すことで整理をしています。

今回の執筆に際して、テーマ探しをしている中で、
一番気になったのは、

「就活生は、企業研究はするが、業界研究をしない」という点です。

コンサルティング・ファームで働いていた時も、現在も、
コンサルタントが全くの異業種の仕事を掛け持ちすることは
まずありませんでした。

理由は、各業界で必要な知識や商流をインプットする際に、
異業種を掛け持ちすることは、
異なる情報をインプットすることなので、
生産性が悪いということが挙げられます。

また、
同じ業種を担当し続けると、
専門的な知識を得るのは当然のことながら、
業界の中でも得意・不得意が分かってくるので、
得意領域であれば、積極的に参加する。
苦手領域であれば、仕事そのものをお断りする。
など、
得意領域を選んで仕事をすることで、
自分自身も能力が発揮できますし、
お客様も効果を得れることができます。

これまで、
atteyaaの座談会を通して、
多くの就活生をお話を聞いてきましたが、
就活先を聞くと、
多くの人が「スタートアップ」や「メーカー」
または、「商社」と答える傾向がありました。

atteyaaのイベントは発言を求める機会が多く、我々も学ぶ事が多いです。

そこで、
「具体的にはどんな分野で働きたいの?」と聞くと、
あまりイメージを持っていないようで、
応えられる人は極めて少ない印象を持っています。

私なりの見解ですが、
恐らく、「自分の強み」や「学んだことを活かせる業界」を
理解しないまま、就活という一大イベントに
参加しているんじゃないかなと思ったりしています。

なので、
毎年12月以降に目にするエントリーシートの多くが、
主語が違うだけで、
金太郎飴のように同じ内容が書かれているのかと。

粒揃いよりも、粒違いのESやガクチカが目をひきます

勿論、一社入魂の時代ではないことは理解していますが、
自己分析が十分にされていない「エントリーシート」や
「ガクチカ」を読むと、「当社でなくても良いのではないか?」と
正直思ってしまいます。

新型コロナウイルス感染症の影響で、
21年卒の就活はこれまでのノウハウが全く使えなくなったと思います。
また、
google Trendなどの検索ボリュームを見てみると、
昨年よりも就活の動き出しが1〜2ヶ月早まっているとも感じています。

ノウハウがない。
時間もない。
このような状況で、闇雲にアクションを起こすと、
間違いなく、空回りを起こしますし、良くない結果を招くと思います。
そして、
極端に落ち込んで、就活そのものを失敗させると思います。

KWで「就活」を調べると検索ボリュームは高いまま

ですので、
今は、「自分の強み」がなんなのかを探すことに集中することをお勧めします。
「自分の強み」が分かったら、これまでの学生生活と照らし合わせてください。

自分の中で「上手くいった」経験は、
「自分の強み」が活かされた結果だと思います。

逆に、
「上手くいかなかった」経験は、
「自分の強み」が活かされていない結果だと思います。

今後、必要となる「エントリーシート」や「ガクチカ」だけでなく、
「働き始めた後」も使える「自分の強み」を
今、見つけてみることをお勧めします。

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