1. HOME
  2. ブログ
  3. 就活はひたすら書くが必勝

就活はひたすら書くが必勝

こんにちは、atteyaaの まつい です。

今回は少し真面目な話です。
いつもが不真面目だという意味ではありません。
いつもよりハウトゥーっぽい、硬い記事ってことです。

ということで「就活はひたすら書くが必勝」、読んでみて下さい。

就活って、

  • 自己分析って必要なの?
  • 自己PRってどうするの?
  • 面接って何を聞かれるの?
  • グループディスカッションってお作法があるの?

とかとか、色々と未知なる課題があるように思いますよね。
で、それぞれに対策があるかと言うと
あると言えばあるんでしょうし、ないと言えばない
というのが答えです。

でも、一つ効果的なトレーニングがあります。
それは「書く」ということです。
「書く」ということは、就活のあらゆる状況において有効な処方箋となります。
「書く」ことの効能と合わせてお話したいと思います。

なぜ書くのか?

皆さんは普段どれくらい書いてますか?
最近はタブレットやスマホにもメモ機能があるので
そこに様々な記録を残しているって人も多いでしょうね。
そういう意味では「記録を残す」という意味で
学生の皆さんは大いに書いているのではないでしょうか。
授業のノートなんかもその類ですね。

では、「自分の考えを書く」ということはどれくらいあるでしょうか?

ちなみにTwitterのツイートの多くはこれに該当しないと私は思っています。
あれって例えば授業のメモを眺めて、
目についた言葉をピックアップして
そこに自分の感想を付け加えただけのもの。そんな感じです。

情報を少し加工しただけで自分の考えではありません。
かくいう私もTwitterはそういう使い方をすることが多いです。

ここで書くとはどういうことか?
考えてみたいと思います。

書くという行為は、ノートとペンを使うにしても
ITツールを使ってメモするにしても
「書くことをする」という意味で主体的な行動が伴います。
なので、何かしらのアウトプットをしているように思いがちです。

でも、実はそうではありません。
書くことのほとんどがインプットなのです。

自分が見聞きし、感じた情報を残したり
少し成形して(表現を整えて)文字に残すということは
情報を仕入れただけに過ぎません。
つまりインプットをしたということです。
ここがポイントです。

すなわち、何かを書いたと思っていても実は何も残せていない。
本当の意味での「書く」ということはここから先の話なのです。

仕入れた情報は加工(思考)しなければ自分のモノとはなりません。
そのまま放置していればその情報の品質(記憶や興味)は低下し
不良在庫となって最後は消えていきます。

この、思考するという「書かないプロセス」が
書くことにおいてとても重要です。

五感で触れた情報を自分の頭と心で咀嚼します。
自分は何に触れて、何を感じ、何を思ったのか、
そしてその理由や仮説は何で、
それは自分にとってどういう意味を持つのか、
インプットした情報を自分なりに分解して再構築する。

とはいえ、思考というのはカタチを留めることがありませんので
このプロセスでもメモをとります。
生まれつつある自らの思考のかけら(部品)を残すのです。

部品化しておけば、様々な状況で取り出すことができ
多種多様な思考のかたまりとして表現することが可能です。

この工程で産みの苦しみを味わい、
多くの部品(思考のかけら)を残すことができれば
最終的に自分の表現として「書く」、
すなわちアウトプットにつながるのです。

書き方

では、どうやって書けばよいのか。
書くということは以下に工程を分けることができます。

1.ただ書く(書き留める、メモ)
2.思考する(考える、咀嚼する)
3.書く(表現する)

これらすべてが「書く」という行為なのです。
3つも工程があります。めちゃくちゃ面倒くさいです。ww

1.はとても簡単ですが、2.と3.が難しい。
思考し、それを自分の言葉で表現するということ、
これはかなりタフな作業です。

学校教育において起こりがちなのは、
ノートを取る(=ただ書く)ということに時間がかかり、
そこに集中せざるを得なくなることで
2.と3.に時間を避けないことだと感じています。

これは数学でも国語でも同じことで
2.と3.の方法や要領は人それぞれ違うわけなので
ここに時間と力を注ぐ必要があります。

でなければ「1.ただ書く」だけで
何も理解出来ずに終わってしまいます。

クラスに数名いたノートが取るのが上手な子というのは
先生の板書を見て、なんとなく「2.思考する」ことができ、
加えて自分なりに「3.書く」ことができる。
「1〜3を短時間で軽く流す」みたいなことができているのだと思います。
これ、ホント羨ましい才能です。

でもね、ないものねだりをしても仕方ありませんよね。
なので、どうやって書くか?
について簡単に説明します。

流れとしては以下です。
1.メモをとる(ただ書く)
2.そのメモを眺め、なぜ?なぜ?とドリルダウンする(思考する)
3.このプロセス経てあらためて文章としてまとめる(書く)

これを本気でやると2.がとてつもなく長くなります。
でも、繰り返しやると、スムーズに何かしら自分の表現が出てくるようになりますよ。

1.はメモと言いましたが、
ご自身の感情や印象でも良いと思います。
・私はこんなことが好き(嫌い)だ
・私は明るく元気だと言われる
これらも十分なインプットです。
ここから生まれる表現は就活で大いに活かせると思います。

とか言う私も、この記事は2.が未完成です。
一般論(いわゆる巷に溢れるインプット)からの発展に欠けるなと
とても反省しています。(笑)

皆さんも、ぜひぜひ、「書く」を追求してみて下さい。

読んでくれてありがとう。

関連記事