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就活をしてはいけない3つの理由(その3)

就活をしてはいけない理由 その3

「個性を削がれる」

自分らしく、個性的に生きる。
最近はこういった言葉がトピックになったりしています。

自分らしく個性的、
うん、とても素晴らしいことです。
でも、これって当たり前のことでしょ?
そんなことをなぜ、今更?
大の大人がこんなことを意識しないといけないのでしょう。

きっと
どこかで見失っちゃうんです。
うっかり忘却しちゃうんです。

そのきっかけを作るのが就職活動じゃないか?

と私は推測しています。

リクルートスーツをまとい、
地味な鞄を買って、
慣れないネクタイを締めてみる。(男性の場合は)

最初は、「おー!似合うかも?」
って思ってテンションも上がるかも?ですが
いやいや残念、これがコモディティ化の始まりなのです。

人は気を抜くとすぐに大事なことを忘れます。
なので、買い物に行くときはメモしたり、
約束がある日はスケジュールに記入するわけです。

気を抜くと忘れます。
それが例え自分にとって大事なこと、
自分らしく個性的である、ということすらも。

そのリクルートスーツは、
欲しかったものですか?
機能的ですか?
そもそも、そういった服がお好きなんですか?

その地味な鞄は、
愛着がありますか?
使いやすいですか?
あなたの大事なモノですか?

そのネクタイは、
何のためですか?
しんどくないですか?
ネクタイを締めたいと思ってました?

何を子供みたいなこと言ってんだって思いました?
いやいや、これが大事なんです。
みんな子供の頃は自分らしく個性的でしたから。

気を抜くと忘れるんです。

そのすきを与えてしまうのが就職活動です。

少しでも自分らしくないことを受け入れてしまうと
そこから自分らしさは連鎖的に忘れ去られます。

面接で自分らしく答えたが、結果は不合格。
そんなことが続くと、面接に正解はないのに、盲目的に正解を探し始める。
相手が求める答えに、自分を合わせようとする。
そして本当の自分らしい答えは忘れ去られ、再現できなくなる。

自分を見失う罠が就職活動にはあるんです。

さて、これまで合計3回、
就活をしてはいけない3つの理由ということで書いてきましたが
私は就職活動を全否定しているわけではありません。

もう今のやり方は間違っている!
今の課題に向き合っていない!

そういう警鐘を鳴らしているつもりなんですが、どうでしょうか。
この危機感、伝われば嬉しいですね。

ということで、就活をしてはいけない3つの理由。

就職活動には構造的なバグがある。

でした。

読んでくれて、ありがとう。

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