自分らしく働くために心理的安全性が効く
こんにちは。atteyaaのウッチーです。
最近こんなことを思います。
「自分らしさを発揮し、その自分らしさで人や社会に貢献できる。それを実感しながら働けることはとても幸福だ」
これは私自身が転職を経験し、より自分らしく貢献できる組織で仕事をしていて感じていることです。
ところで、皆さんは自身が属している組織やチームの人に次のようなことを言われたことはないでしょうか?
「最初とキャラが変わったね!」
どうでしょう?前向きな言葉としてそんなこと言われたことありませんか?
思い返してみると、私の記憶では何度か言われた経験があります。
では、なぜこのような言葉が飛び出すのでしょう?
キャラが変わったとはどういうことなのでしょう?
このような言葉が飛び出す背景として、今日のテーマである「心理的安全性」が大きく関与しているのだと思います。
心理的安全性とは
では心理的安全性とは何でしょうか?まずはその意味を見てみましょう。
心理的安全性について、人事担当者向け情報サイト「HRpro」には下記のように記載があります。
(比較的新しい言葉なので、私が参照した辞書にはまだ記載がありませんでした。)
「心理的安全性」とは、他者からの反応に怯えたり、羞恥心を感じたりすることなく、自然体の自分をさらけ出すことができる状態を意味する。2015年に米グーグル社が、「心理的安全性は成功するチームの構築に最も重要なものである」と発表したことで注目を集め、以降は心理的安全性に多くの企業が関心を寄せている。
https://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=2122
上記から心理的安全性は、自分らしく振る舞えるどうかに、大きな影響を与えることが読み取れます。
つまり、心理的安全性が高い組織であれば「れりごー、れりごー」と歌いながら自分らしく仕事ができるということです。
「最初とキャラ変わったね!」が飛び出す背景
ではここで、先程の「最初とキャラ変わったね!」という言葉に立ち返りたいと思います。
なぜこのような言葉飛び出すのか。もう皆さんはお気づきですよね?
そうです、新しい組織に所属し始めた当初は心理的安全性をまだ感じることができず、本当の自分をさらけ出すことができていなかった。
そこから時間の経過とともに仲間との信頼も構築され、それに伴い心理的安全性が醸成された。
そして飛び出すこの言葉。
「最初とキャラ変わったね!」
この言葉が飛び出す背景には心理的安全性が隠れていたのです。
でも、日本では自分らしさを発揮できずにモヤモヤした想いを抱えながら仕事をしている人も多いのではないでしょうか?
そして、それが「3年3割問題」に繋がっているのだと思います。
なので、皆さん、心理的安全性が高い職場で働きましょう!
では心理的安全性が高い職場に出会うためには、どのように就活に取り組めばよいのでしょうか。
心理的安全性が高い会社の見つけ方
現状の就活の枠組みの中では心理的安全性の高い会社を見つけるのは難しいかもしれません。
「えー!そりゃないぜ!」
でも、心理的安全性が低い可能性が高い職場なら見分けるポイントがあります。
それは圧迫面接をしてくるなど、面接官の態度・言動が威圧的な会社です。
圧迫面接を実施する(される)背景としては以下が想定されます。
・面接で心理的高負荷を与えることで、日常の高ストレスに状況に耐えられるかを図る
・特に意図はないが、普段のスタンスが面接に出てしまっている。
前者は意図的なものであり、後者は無意識的なものです。
でもどちらも心理的安全性が低そうであることは、なんとなくみなさんもおわかり頂けるのではないでしょうか?
でも、圧迫面接をしていなくても、心理的安全性が低い会社はありそうですよね。
だって、面接という限られた時間だと、猫をかぶってやり過ごせますからね。
だからこそ、面接では学生・企業、双方の積極的な自己開示が大切なわけですが、残念がらそれが行われているケースが極稀なのも日本社会の実態ではないでしょうか?
だからこそ3年3割問題が・・(2回目のため以下略)
日本の就職・社会に本当に必要なもの
では、心理的安全性が高い会社と出会い、自分らしさをもって社会に貢献するために、就活に必要なものとは何でしょうか?
それはきっと、企業の経営者に1日同行できたり、企業に突撃訪問してありのままの企業を知れる仕組みなのだと思います。
そうすることで、面接では知ることのできない本当の企業の姿を若者を見られるようになるはずです。
面接の1時間だけうまく凌げば、隠せれば、学生に魅力的に見せることができる。これが今の就活の現状です。
でも、1日中同行すれば面接では見えない、経営者や企業のいろんな一面を知ることができます。
そうなると、企業は心理的安全性を高めなければ学生に選んでもらえなくなり、そういった企業へと変容して行かざるを得なくなる。
つまり、若者が企業にありのままの姿を見せることを求め、見せることを拒む企業、心理的安全性が低い企業にはNoを突きつける。
そんな権利を行使していくことが、若者にとっても企業にっとても、ひいては日本社会にとっても大切なのではないでしょうか。
以上、ご一読に感謝です。