【就活探訪】自分らしいキャリアを歩むために型を破ろう
就活とはこういうものだという、学生や採用側の思い込み。そして幸せな人生・キャリアを歩むにはこうあるべきだという学生とその親の思い込み。本当に幸せな人生、自律したキャリアを歩むためには、それらの型を破っていくことが大切である。
こんにちは。atteyaaのウッチーです。今回のテーマは「型」です。
皆さんは「型」という感じを見てどんなことが頭に浮かびましたか?
身近なところで言うとA型・B型と言った血液型。熟語で言うと典型的なんかもよく目にする表現ですね。
ビジネスマンであればフレームワークという言葉も浮かぶかもしれません。
今日はそんな「型」というキーワードを使って就活やキャリアについて書き進めていきます。
就活の典型 大手志向
就活の型と言えばコレ!大手志向ですね。
中小企業の存在意義、国からの期待が大きくなる中で、依然として就活生やその親の大手志向はおさまる気配を見せません。
※中小企業に対する国からの期待については中小企業庁の中小企業憲章を御覧ください
大企業はまだまだ安定している、そうそう倒産しない、福利厚生が充実している。だからこそ安心して働ける、子どもを安心して就職させることができる。そんなイメージが有るのでしょう。
ではなぜ大企業はなかなか倒産しないのか。
それはズバリ、定期的にリストラや早期退職を募ることで人件費を抑制しているからですね。
もう少し別の言い方をすると、経営戦略として「組織戦略」ではなく「成長戦略」を重視しているからです。
組織戦略とは簡単に言うと、組織に属する人や組織そのものをいかに成長させていくか。という戦略です。
もう一方の成長戦略とは製品やマーケットをどう成長させていくか。という戦略です。
こうやって見ると、大企業に入れば一生涯安心して働き続けられる。という考えはいささか短絡的であるように思えてきたのではないでしょうか。
組織戦略を重視する中小企業
大企業の多くは株主から成長と配当を常に求められる存在なので、成長戦略を重視することは致し方ない部分があります。
一方で中小企業は独自の経営戦略で動くことができます。株主の型にはまらずに会社を経営することが可能なのです。
そんな中小企業の中には組織戦略を重視している企業も存在します。
そこで働く人の持つ力をどうやって引き出し、社会に貢献していくか。そんなテーマと日々向き合いながら人的資本を活かした経営を実践している会社です。
どうでしょう?成長戦略を重視する企業と、先ほど述べた組織戦略を重視する企業、どちらが自分らしく働けそうでしょうか?
現代のような変化の激しい社会で幸せな人生、自律したキャリアを歩むには自分らさを磨いていくことがとても大切です。(もちろん仕事をする上で必要となる技術やスキルを磨くことも大切!)
そう考えると大手志向という型にハマった就活は危険な気がしてきませんか?
そういう型に次世代をハメてしまうことは本当に彼ら彼女らのためになるのでしょうか?
今がその型を破るときではないでしょうか?
型にはまった人 と 型破りな人
突然ですが「型にはまった人」と「型破りな人」。皆さんにとって、どちらが魅力的に映りますか?
個人的には断然、後者。型破りな人が魅力的に映ります。枠にとらわれずに発想、行動していく。そうやって世の中を変えていく。型破りな人にはそんなイメージがあります。
ましてや今の社会は変化のスピードが早く、今までの型が急に使えなくなるような時代です。であれば、自ら型を破り、変容していく、社会を変えていく人間である方が良いですよね。
まずは皆さんも型破りな就活をしてみましょう。そのためにも早いうちから多様な人・価値観・企業・社会に触れ、そこから得た気づきを内省して深堀りしていくことで自分の型を破って行きましょう。
それを繰り返す中で自分にしっくり来る型破りな企業と出会いましょう。きっとその会社はあなたが即戦力として活躍できる会社です。
そして、親御さんも自分の型に子供をはめて考えるのやめましょう。大企業だから安泰。それはもう過去の話です。皆さんがその型=思い込みを捨てることが、次世代の幸せな人生や自律したキャリアを作って行くことにつながるのですから。
ご一読に感謝です。