1. HOME
  2. ブログ
  3. 質問が私たちを変えていく。

質問が私たちを変えていく。

会社説明会をしていると、盛り上がる回と、そうでもない回が生まれます。その違いは「質問」にあります。率直な疑問に端を発した質問が多い回ほど、会社説明会は盛り上がるのです。そこからどんなことが言えるのか。今日は質問の効力について就活生向けだけではなく、企業向けにも書いていきます。

こんにちは。atteyaaのウッチーです。
私には採用担当という一面もあり、会社説明会なんかも定期的に開催しています。年間で言うと20回以上やっているかもしれません。個別対応的なものも入れると、その数はかなりのものです。

それだけ毎年会社説明会をやっていると、盛り上がる回と、そうではない回がどうしても発生します。
そして、その違いは「質問」にあります。率直な疑問を素直に質問してくれる。そんな参加者がいるかいないかで会社説明会の盛り上がりは変わるのです。

率直な疑問、素直な質問が思考を引き出す

ではなぜ質問が会社説明会を盛り上げるのでしょうか?
それは採用担当者の思考を引き出すことにあるのではないかと、私は感じています。
そして、率直な疑問に端を発した素直な質問であること。それがとても大きいのです。

まず、質問というのは自分が欲している情報を得るためにすることがほとんだと思います。それは数字のような定量的な情報もそうですが、定性的な情報も存在します。
定量的な情報というのは売上や利益など、数字で測れるものです。一方、定性的な情報とは会社の雰囲気や、その人の考えなど、数字では測れない情報です。(定性的な情報ですら、定量的に表現しようとする人もいるかも知れませんが。笑)

そして、採用担当者の思考を引き出す質問というのは、定性的な部分へのアプローチであることがほとんどです(経験上)。

「なぜそのような考えを大切にしているのですが?」
「そういった文化はなぜ生まれたのでしょうか?」
一例を出すと、といった質問です。定性的とも言えますし、情緒的な情報を獲るための質問。と表現することもできかもしれません。

ではなぜ、このような質問が採用担当者の思考を引き出すのでしょうか?
それは、採用担当者が普段当たり前すぎて、言語化してこなかった部分にフォーカスが当たるからではないかと思います。

当たり前過ぎて意識していなかったこと。それに人から言われて初めて気づいた。
そんな経験が、このブログを読んでいる皆さんにもきっとあるのではないでしょうか?
そして、そのような部分にこそ、その人や会社の本質が隠れていたりするのです。

だからこそ、就活生は率直な疑問、素朴な疑問を素直な質問として、企業に投げかけましょう。
そうすることで、ホームページなどでは表現されていない、その会社らしさが見えるはずです。

企業側は若者の率直な疑問を受け容れるが大切

企業側は若者の率直な疑問、素直な質問に向き合っていくことが大切です。
そこに向き合っていくことで、自分たちらしさを改めて言語化することに繋がります。そして、それが学生にとっても大切な情報になっていくのではないでしょうか。
説明会でしか聞けなかったリアルで生々しい情報が企業理解に繋がっていく。会社によっていろんな考えがあることを若者は知っていく。その中で若者は自分と価値観を共有しあえる企業と出会っていく。
定量的な情報や定性的・情緒的な情報だけでなく、その思考プロセスすらもオープンにしてくことが、多少なりとも若者の離職率3年3割問題解決の一端を担っていくのではないでしょうか。

そして、若者の質問を通して、自分たちらしさと出会い直していく。これが企業にとっては大切だと思うのです。
質問を通して、自分たちについて改めて考えてみる。そこから見えてきた自分たちらしさを磨いていく。課題に向き合っていく。若者の率直な疑問には企業を変えていく力があると思うのです。
若者の率直な疑問に向き合えるかどうか。これが今後の企業の成長に大きく関わるのではないでしょうか。

素朴な疑問、素直な質問は若者の特権か

「若者である必要はあるの?」
ここまで読んできて、そんな疑問が浮かんだ人もいるでしょう。

その疑問の答えは「No」です。
もちろん若者である必要はありません。
でもどうでしょう?もう何年も仕事をしている会社や業界で素朴な疑問を素直に質問できる人がどれくらいいるでしょうか?
プライドが邪魔して素直に聞けない。なんて人も多いのではないでしょうか。

その点、若者はそんなプライドなんてものは関係なく、素直に質問をしてくれます。
とは言え、中堅やベテラン社員が素直に質問をしたほうが、社内の思考は活性化されるでしょう。じゃあ中堅以上の社員が素直に質問できるようにするにはどうすればよいのか。

答えは簡単です。若者を巻き込んでいけば良いのです。
会議で素朴な疑問を提示する若者の姿を目にし、その疑問によって議論や思考が活性化されていくことを体感する。
そうやって、かつて若者として素直に質問していた頃の自分を取り戻してもらうのです。

ベテラン社員が素直に質問できるようになれば、会社全体の雰囲気も変わっていくはずです。新人や若手社員たちにとっては質問しやすい空気に変わっていくのです。
そうすれば、心理的安全性が高まり、質問だけでなく、様々なアイデアが飛び交い、会社が活性化していくのではないでしょうか。

いまこそ、会社に学生や若者を巻き込みましょう!

関連記事